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『明日のジョー』

ちょうど二週間前に50歳になりました。
自分はまだまだ若いと思っていましたが、間違いなく人生の後半戦だと思います。
だからと言って、引退・老後に備えるという意識は微塵もありません。

しかし残された時間は、従来よりも少なくなっていることは確かです。
そこで、毎日の日課としてきたブログの更新を解こうと決めました。
毎日発信し続けることが重圧であった時もあります。
また発信することをウズウズとするほど楽しんでいたこともありました。
今後は不定期に更新、または別の形での発信をしていきます。

毎日のインプットとアウトプットの習練は充実した時間でした。
PCが手元になく、更新する環境を求めて車を飛ばしたことも良い思い出です。
なにより文章を書きあげるスピードが身に付きました。
45分一本勝負と銘打って、時間制限をしていましたから・・・。

この時間と身に着けたアビリティを自己満足的な形でなく、さらに発展させた情報発信にしていこうと決めたのです。
田舎の吹けば飛ぶような材木屋のオヤジから、木材業界の『明日のジョー』をめざします。

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『材木屋に生まれて』

映画『7月4日に生まれて』のようなタイトルだと、何かトラウマがあるのではないかと、思われるかもしれませんが。

今時、起業して材木屋を始める人間などいないでしょう。
それほどの斜陽産業です。
中には商社的な材木屋を始める人はいるかもしれませんが、それは材木屋ではないと考えます。
材木屋と言うからには、丸い原木が在庫として会社にあること。製材機があること。
私なりの基準はもう一つ。昼食は持参の弁当か給食弁当であることです。
製材工場の近くに食堂がある光景が想像できないからです。

幼いころから木に囲まれて育ちましたから木への愛着は人一倍あると思います。
残念ながら木材の需要が低迷していることもあり、木材産業も山も・・・。
ですから木材、木材産業の地位を向上させたいとの気持ちを強く持っています。
木材産業の価値とは何ぞや?
この問いについての明解な答えでもある『ヨーロッパでは木材産業は環境産業であると認識されている』文章に出会ったのは10年以上前のことです。
それ以来、木材と環境について意識して取り組んでいます。
木材産業が栄えることが、循環型エコマテリアル・再生可能資源である木材の根幹であると認識されているから、ヨーロッパ、とりわけドイツでは木材を積極的に利用する社会構造が成立しているのでしょう。

「木が好きだから」、「木が好きな人に」・・・だけでは木材利用の拡大は進みません。
環境問題を考えるようになり、より科学的論拠をもって木材の価値を語ることが重要だと考えるようになったものです。
というのも、環境問題に取り組む人の中には独善的、狂信的な人もいて、それではパイを狭めてしまうように思ったからです。

材木屋として、高収益な体質のモデルを作ることが私の務めだと考えています。
理念なき経営、収益亡き経営は戯言です。
私の後に続く若い世代が職業として木材を扱うことに魅力を感じるようにすることも務めです。
木材産業が斜陽産業であるなら、西から太陽を昇らせるくらいの意気込みでいます。
『木の国、山の国』である岐阜で、木材産業のレコンキスタを実現することは郷土・岐阜にも大きな貢献ができるものですから。


岐阜を発信する

政治や宗教の話題を営業マンは口にしてはいけないと言われます。
また、プロ野球の贔屓球団についても・・・。
それによれば、私のブログの内容は天に唾吐くものかもしれません。
営業マンが他人と相反する価値観を披露することで衝突が生まれることを避けるのも尤もでしょう。
私は経営者ですから、政治信条・思想・宗教などを明確にし自らの主張を発信します。
経営者こそ、大義のもとで敵を作ることを厭わず情報発信すべきと考えるからです。

岐阜では自嘲気味に『岐阜の人間は薄目空けて寝る』と言うことがありますが、これは自らが先頭になって意見を発信することがない土地柄だとの喩でしょう。
前の前の岐阜市長選挙。
選挙戦に深くかかわったことで、岐阜についての情報・意見を発信することの重要性を思い知りました。
余りにも岐阜の街には水面下で進行することが多い。『ある意図』をもった情報発信が多いと。
『ある意図』とは無関心の醸成です。

例を挙げれば、低い投票率を向上させるために、一定の予算をかけ投票を呼び掛ける活動はなされます。それだけです。
数値目標もなければ、市民の関心・危機感を駆り立てるような取り組みはありません。
また岐阜市・岐阜市民の未来にとって重要であるはずの岐阜市庁舎の建て替えについても同様。
岐阜市のホームページや広報でパブリックコメントを求めることはしますが、積極的なものではありません。
何にせよ第三者委員会からの答申をもって・・・と体裁を整えたりはしますが、一大論争とならぬような配慮ばかりです。
こんなことばかりです。
誰が悪いのかの答えは簡単です。岐阜市でいえば、岐阜市長です。

愛情の反対は憎しみでなく無関心だと言います。
岐阜の街を良くしようと思う人間が増えない限り、岐阜の街が良くなること、活性化することはありません。
疑問は関心の表れです。
関心があるから何にでも疑問を持ち、問い質すのではないでしょうか?
問い質す行為は、時に人を傷つけますし、問われる側は気分が良いものではないでしょう。
しかし大義の前では、それらは些事に過ぎません。
ぬるま湯だと思っていたら知らぬ間に沸点だった。少しずつ温度が上昇していたから気がつかなかった。
途中で、大声で指摘・非難している声を気に留めていなかったから・・・。

『天に唾吐く・・・』と言われようとも、愛する岐阜の街のために私は『岐阜』を発信する気持ちに変わりはありません。

木造新時代

週刊朝日9月19日号の特集です。
この写真は建築家・隈研吾が設計を手掛けた東京・表参道のパイナップルケーキ専門店。
木造三階建てで、岐阜県産のヒノキの角材が6000本、外装に使われています。

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『コンクリートから木へ』、鳩山民主党政権の時に生まれた言葉が今、現実のものとなっています。
『木』への回帰は、日本に限った話ではなく、欧米の建築にもそのトレンドが生まれています。
エコマテリアルとして『木』が評価されている証でしょう。
日本との違いは、情緒やスピリチュアルに訴える建材としての評価でなく、欧米では科学的論拠と環境負荷低減の論理の裏付けをもって木材利用が進められている点です。

技術の発展は構造的にも耐火性能の点においても木材利用を拡大させています。
冒頭の隈研吾のヒノキの角材は素朴な利用ですが、集成材化や不燃化を進めることで大規模建築物への木材利用が進んでいることを週刊朝日では紹介されています。

木材産業の業界紙や専門誌でなく、週刊朝日、一般の雑誌に紹介されていることに意味があります。
実は、冒頭の写真の木材の利用のされ方について、我々木材業界では批判的な意見があります。
防腐剤注入しないまま風雨や直射日光にさらされる環境で、あのような形で利用されると、数年後には見る影もないほど傷み・劣化が進むのではないかとの懸念からです。

私は、それで充分だと考えます。
なぜなら、商業施設・パイナップルケーキ専門店の償却の設定など5年から7年だと見込むからです。
5年から7年の後に、解体撤去される可能性がある建物に高度な木材利用など必要ありません。
恒久性は必要なく、テンポラリーなもので充分と。

木材を過大評価することなく、『ありのままに~』の工業製品、エコマテリアルとして評価することが、木材利用を拡大することだと考えます。

設計士さんと仕事をする

先週、ある設計士さんから電話がありました。
「中川さん、お久しぶり・・・」から始まり、世間話を一遍。
「ところで本庄工業さんは自社設計の物件しかやらない。設計士の仕事はしないと聞いているが、その通りか?」と問われたのです。

そこで私は
「設計士の物件を施工しないわけではありません。お互いに対等の立場で良い仕事を共に作り上げようとする方で、仕事に対する価値観を共有できる設計士さんとは、こちらからすすんで仕事をさせていただきたいくらいに考えています。」
と答えたのです。
すると
「じゃあ、私なんかは相手にしてもらえるのかな。」と言われるので
「もちろんです。仕事で御一緒したことはありませんが、Yさんの人間性は充分、存じ上げていますから。」
「今、打ち合わせしている物件を施工してもらう建設会社は、本庄工業のイメージなので・・・。」
と話が展開したのです。
ありがたい言葉をいただきました。
ですが、これはレアなケースで、弊社の場合なかなか設計士の方と相性が合うことは少ないのです。

弊社には弊社の言い分がありますし、設計士には設計士さんの言い分があるでしょうから。
弊社の考えは、お互いリスペクトできる関係であることが基本です。
対等な関係として仕事に取組み、良い成果を上げることが目的です。
良い成果とは、顧客満足・地域貢献・高収益であることです。
過大である必要はありません。関係するすべての人々が受益者としてメリットを享受することです。

「ところで中川さん、ボクの設計に心配はないの?」と前述のYさん。
「人間ですから、勘違いや間違いもあるかもしれません。が、その対応も含めて、共に取り組むことが一緒に仕事をすることだと考えていますから。ウチが施工上のミスや失敗したりした時もよろしくお願いします。」と。
明るく笑われたYさんの顔に安心しました。

我々の業界では、請負契約は請け負け(うけまけ)契約とも言われます。
仕事ですから、自らの価値観のために誰かを泣かせて成立させてはいけないと考えます。
お客さんの満足・利益の最大化と、関係者の利益の確保なしには・・・。
自分が身銭を切ることもダメです。
それを理解した上で、良いモノ・プロジェクトの実現に取り組んでいきたいものです。


プロフィール

jdforest

Author:jdforest
本庄工業株式会社
代表取締役 中川稔之

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