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『明日のジョー』

ちょうど二週間前に50歳になりました。
自分はまだまだ若いと思っていましたが、間違いなく人生の後半戦だと思います。
だからと言って、引退・老後に備えるという意識は微塵もありません。

しかし残された時間は、従来よりも少なくなっていることは確かです。
そこで、毎日の日課としてきたブログの更新を解こうと決めました。
毎日発信し続けることが重圧であった時もあります。
また発信することをウズウズとするほど楽しんでいたこともありました。
今後は不定期に更新、または別の形での発信をしていきます。

毎日のインプットとアウトプットの習練は充実した時間でした。
PCが手元になく、更新する環境を求めて車を飛ばしたことも良い思い出です。
なにより文章を書きあげるスピードが身に付きました。
45分一本勝負と銘打って、時間制限をしていましたから・・・。

この時間と身に着けたアビリティを自己満足的な形でなく、さらに発展させた情報発信にしていこうと決めたのです。
田舎の吹けば飛ぶような材木屋のオヤジから、木材業界の『明日のジョー』をめざします。

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スクラップ アンド ビルド

木造住宅の耐震補強工事に会社として注力しています。
これについては耐震補強のページを御覧ください。

先日、集合住宅・マンションの耐震補強工事の件数が進まないことが報告されていました。
耐震診断を実施したうちの8割が耐震強度不足と判定されたものの、その後に補強工事が施されたのは1割ほどとのことです。
住民意思の合意が壁になっているようです。当然でしょう。
耐震強度不足の集合住宅・マンションの耐震補強工事には、規模にもよりますが数千万円から数億円の費用が掛かります。
建物の区分所有なる概念が生まれてから、せいぜい50年?ほどですし、当時は耐震性はおろか維持管理や修繕についての意識もなかったと思われます。
いくら助成金制度があるとはいえ、各所有者の追加負担が発生します。
また工事を行うには、区分所有者の過半数の賛成が必要となります。
合意形成のハードルは高いのです。
南海トラフなど巨大地震が迫るなか、国や自治体は集合住宅・マンションの耐震性を高めることが急務の意識でしょうが、居住者・所有者にはそれぞれの事情がありますから。

耐震改修工事の助成や所有者間の合意形成を容易にする仕組み作りでは解決に至らないと思います。
また集合住宅・マンションの耐震補強工事向けの金融商品を作っても・・・。

私は、いっそスクラップ・アンド・ビルドを進めた方が良いと考えます。
ただでさえ住宅のストックが余っている現状があります。
またストックの戸数(量)だけでなく面積(質)まで考慮すると、かなりのミスマッチがあると思われます。
個人が住宅を所有するようになったことなど歴史的に浅いのですから、古い集合住宅・マンションを土地ごと買い上げ、解体・処分した後に耐震性、スケルトン・インフィルなどを織り込んだ高寿命に耐える今日的な建築物を新築することを後押ししたほうが合理的だと考えます。


復興現場を行く

石巻日日新聞を定期購読しています。
郵送されてくるので、場合によっては4,5日遅れになりますが、岐阜に暮らす私には何ら影響はありません。
当地に住まうならば、フレッシュな情報が必要でしょうが。

『復興現場を行く』なる巻頭の特集記事が今年も始まりました。
去年も連載されていたはずです。
並べて比較したわけではありませんから確かではないのですが、今年は『営み』が感じられます。
この手の記事、ともすれば被災現場の復興、ハードの建設に焦点が当てられがちですが、その現場がもたらす生活への影響にまで言及していることと、記事の現場で働く人を紹介するところにセンスの良さを感じます。

縁あって、石巻・女川をベンチマークしています。
ほぼ半年に一度の訪問で、行政区分によって復興の進捗が違うさまに驚いています。
それでも確かにハードは整備されつつあります。
また、現地に暮らすわけではない我々がそれを早いとか、遅いとか言うのはお門違いだとも思います。

この『復興現場を行く』は多くの人を勇気づける記事です。
インフラの整備は被災地に暮らす人の生活の利便性が向上させるだけでなく、将来への明るい兆しを示すことであり前向きに生活することを支えます。
その情報を読者、市民に伝えるだけでなく、復興現場で働く人をも励ますものだと思ったのです。

何を作っているのかと問われた石工が『ピラミッドを作ることでエジプト文明を創っている。・・・』というピラミッドの石工のエピソード。
この話の真偽は確かではありませんが、作業員の意識が高いことで出来上がるモノの良さは確かでしょう。

『復興現場を行く』は被災地の人の心に火を灯すにとどまらず、建設現場で働く人の心にも火を灯すものです。
全国の大学から『土木学科』が消えています。『環境工学科』等に名を変えるのは、まだましな方です。
国家の礎となるにもかかわらず、土木の仕事が、若い世代から敬遠されているからです。
その意味で、『復興現場を行く』は土木業界の復興をも後押しするものだと思うのです。

ぜひ『復興現場を行く』を来年以降も連載してほしいと願いますし、一冊の本にまとめてほしいものです。
そして土木工業会は、仕事として復興に携わることができる素晴らしい業界であることをPRするために、まとめて購入し業界内、全国の中学・高校などに配布するのです。
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魚をめぐる地政学

大学に入学後、少しの間だけ所属した軟式野球部。
同じリーグの他校に『鯨』なる苗字の硬式崩れの素晴らしい投手がいました。
出身校は和歌山県南部の公立高校で、高校時代はプロからも注目されたとのこと。
和歌山には『鯨』という姓が存在するのだと理解した次第です。

岐阜のスーパーマーケットの鮮魚売り場では夏になると当たり前のように『鮎』が売られています。
市場でも岐阜では『鮎』のカテゴリーがあるものの、他の都市の市場では鮎は『雑魚』に分類されるそうです。
最近のスーパーマーケットは、物流が発達したこともあり全国どこでも同じような食材が並べられ手に入ります。
それでも岐阜の『鮎』のように、京都では鱧が、大阪では鯨がスーパーで大きな顔をして並べられているのは、土地柄なのでしょう。

そこで『鯨』です。
欧米諸国の、捕鯨についての日本バッシングに屈してはいけないと考えます。
かつては大捕鯨国であった米国、豪州などの、鯨やイルカを愛護する観点からの反捕鯨論ほど差別意識の権化であるものはありません。
鯨やイルカが可愛らしいとか、高等な動物であるとか、人間と同じ哺乳類であるとかを理由にすることは、自らの殺戮の歴史を顧みず、よく言えたものだと言葉を返したい。
米国や豪州では、白人によるインディアン狩り、アボリジニ狩りが行われたのですから。
鯨やイルカを捕らえて食べることを、人間と同じ哺乳類であること、高等な動物であることに根拠を求めるのは、優性論を認めることです。
論理的でない動物愛護を持ち出して反捕鯨を推し進めるならば、過去の歴史が掘り出されると言うものです。

我々日本人は古来より鯨やイルカを食してきました。
宗教的にも、慰霊などの儀式をもちながら、大切な生命、資源として利用してきた歴史があります。
給食メニューにも『鯨の竜田揚げ』が見られるほど、馴染みのある食材です。
『鯨』は大量生産・消費の食材として成立しにくいので、全国的にはスーパーマーケットから消えてしまいましたが、歴史的背景のある土地では鮮魚売り場に並べられています。

しかし私は、『鯨』が切り捨てられるような気がします。
今日、『鯨』を日常的な食材とするのは、大阪と和歌山をはじめとする関西と捕鯨基地があった石巻のある宮城県、東北の一部です。
東京、首都圏の人間には馴染みがありませんし、全国的にも消費は少ないからです。

この『鯨』文化を守ることは日本人の文化アイデンテティに関わる問題だと考えます。
また地政学的に、東北と関西は、お互いに反目しあうような地域性があります。
ところが、東京を軸に考えた時に連携を図ることにメリットがあると考えます。
東北は、東京・首都圏に物資・労働力を搾取され続けた歴史がありますし、大阪はじめとする関西は、明治維新以来冷や飯を食わされています。その例がリニアです。
今のところ名古屋どまりですから。

そこで『鯨』で連携と言うのです。
ウナギは日本の食文化であるが『鯨』は違うと言わせてはいけないと、一点突破で連携することに意味があります。
ウナギの方が圧倒的に消費量が多いのは、スーパーマーケットなどの大量生産消費のコンテンツとなったからにすぎず、歴史・文化の面では圧倒的に『鯨』に軍配が上がります。

異文化を許容する寛容性が欠けるのは、アングロサクソンと東京原理主義者の共通項だとは言い過ぎですかね。


スコットランド

旬のネタと言えば『スコットランド』でしょう。
英王室とスコットランドとの歴史的確執や直接民主主義の可能性をなどと真面目な話ではありません。

似非バックパッカーとしてヨーロッパを彷徨した大学生時代。
英国には足を踏み入れることはありませんでした。
ドーバー海峡を超えるどころか、フランではパリより北へは行っていないのです。
生来、寒いことが苦手で貧乏旅行がゆえ、万一野宿することになった場合の寒さに耐える覚悟がなかったからです。

しかし今回のスコットランド・独立住民投票をめぐるテレビのニュースを見ていて、何よりも興味を持ったのは街並みと風景の美しさでした。
不真面目でゴメンナサイ。
エジンバラやグラスゴーの美しい街並み。歴史ある街並みに現代的な人々の生活が根着いていることに感銘を受けたのです。
そこで直接民主主義的手法で、国家独立の是非を問う選挙活動が行われ、日本では考えられないほど高い投票率からは、住民の意識の高さポジティブな思考が伝わってきます。
私だけでなく、世界中の多くの人たちがスコットランドについて勝手に好感度をアップしたのではないかと思われます。

実は、この住民投票。
キャメロン首相は独立支持の割合が低いだろうと高をくくっていたところ、独立派優位の事前調査が出てきて、俄かに情勢が緊迫したところで、最後は空手形的口約束を並べて、ようやっとのことで独立反対・過半数に持ち込むことに成功したものです。
当初は、『自治拡大』の選択肢も入れた三択だった案を、キャメロン首相が『独立』か『独立反対の現状維持』の二択で住民投票を認めたこともあり、結果は『独立反対 自治拡大』に近い内容になったというものです。
代議制民主主義のもとで、直接民主主義を導入することが導きたい結論・総論の実現ために反対の各論を容認するようなことになる矛盾を明らかにしたと考えます。
直接民主主義の可能性と幻想が露呈したとも・・・。

遠い異国のことですから、現実味があるのは画像で伝わるスコットランドの美しい風景と街並み、そしてポジティブな国民性。
季節は夏に限定しますが、スコットランドを訪問してみたいものです。
私ですら、憧れるのですから、今回の住民投票はスコットランドにとってプラスの、それもかなりのプラスだったと思います。

プロフィール

jdforest

Author:jdforest
本庄工業株式会社
代表取締役 中川稔之

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