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フローリングから木材調達基準を考える

今日は某フローリング業者と杉のフローリングの商品開発の試作品について検討会。検討会と言えば聞こえは良いが、出荷した試作品の検品後にでた不良材を2トントラックで引き取ったついでに、今後の対策を意見交換した次第。
住宅用でなく、公共建築用に杉のフローリングを商品開発を目論む業者が弊社郡上やまと工場と共同開発を持ちかけてきたことで始まったプロジェクトです。ある程度のボリュームを安定供給できる製材工場が岐阜には少ないから、このような話が郡上移転以降いくつか持ち込まれました。岐阜の杉の木の用途が広がり、利用量が増加することの一助になればと願いこのプロジェクトに参画しました。
木材製品の品質・価格・供給数量の安定を保障することが重要だと知ったのは、自身が木材調達を担当するようになってからです。『木は良いよ』だけでは済まされない世界に足を踏み入れたのです。

今日、不良材を引き取りに行った倉庫には、世界中の樹種のフローリングがありました。日頃扱う国産材とは異なる木目・木柄に癒されました。宝石ならぬ宝木です。同時に気になったのが木材産地。最近では違法材の流通が少なくなっっているので神経質になることはないと思いますが、それでも慎重にはなります。
現在、本庄工業では木材調達基準を成文化してはいません。違法材とは何か?流通している違法材のほとんどは盗伐材です。広大な国土を持つ地域(例えばロシア)では数ヘクタールくらい勝手に伐採しても気付かれないことが多い。次には破壊的な森林の乱伐採。貧しい国にとって木材は貴重な現金を得る手段です。我々も成文化された木材調達基準を早く持たないといけない。ただし、木材調達基準を成文化する時には『合法性が確認された木材のみを使用する・・・。』などの消極的判断でなく、自社基準は積極的に木材を評価したものに仕上げたい。

国産材とりわけ地元の木を使用すればよいというのではなく、木材の価値を積極的に評価して利用したい。全知全能の存在などないのだから、木材だって同様です。私ともが地元の木(岐阜の木)にこだわること(木材調達の理念)と地元の木(岐阜の木)だけが全てではなく適正に調達する姿勢に共通するのは、大切に木を使いきることです。木がすきだからこそ偏りたくないのです。

フローリングの話に戻りますが、本庄工業の住宅では桧(時に杉も)の無垢のフローリングを一番にお勧めし使用しています。広葉樹にはない柔らかさと暖かさを兼ね備えています。しかしキズがつきやすい欠点もある。良いも悪いも大らかに『木』とお付き合い願いたいと思います。
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本庄工業株式会社
代表取締役 中川稔之

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