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天皇杯

現在、午後6時です。今から一時間後に第90回全日本サッカー選手権天皇杯が始まります。
8月29日に岐阜県予選を勝ち抜いた『FC岐阜セカンド』が岐阜県代表として出場します。『FC岐阜』はJリーグチームなので、予選はなく2回戦から登場します。
『FC岐阜セカンド』は『FC岐阜』のアマチュアチームで国体の岐阜県代表チームでもあります。選手は働きながらサッカーをしています。中には、Jリーグ入りを目指している選手もいます。全ての選手に共通しているのはプロではなくても自分の能力に挑戦したい、高いレベルのサッカーを極めたいという気持ちでしょう。
企業チームではありませんから、仕事も勤務先も勤務時間もバラバラ。選手全員が揃うことも困難。それでも仕事の合間に、または仕事を終えてから練習を続けています。
昨年、一昨年は全国レベルの試合で好成績・内容を残し、何人かの選手は他チームにスカウトされて移籍していきました。だからと言って現在残っている選手のレベルが低いわけではありません。岐阜出身であったり、仕事や生活が充実していたり、中には『FC岐阜セカンド』からJリーグ入りを目指していたりと、それぞれの事情があるのです。
写真の片山選手は最後のケースです。幾つかのJリーグチームに練習参加をし、あるチームからは内定の評価をされながら先方の事情から話が流れたこともあるのです。

岐阜県代表を決めた試合の後、天皇杯のパンフレット用の写真撮影をしている様子をみていると、控えゴールキーパーのユニフォームを広げ写真に納まっていました。本来、いるはずの控えゴールキーパーのS君が不在だったのです。半月ほど前に、仕事中に彼は労災事故に遭いました。左手が機械に巻き込まれ、手のひらから先を失い、今なお病院の集中治療室に入院しているとのコトです。サッカーを続けるために働いていた彼は、仕事中の事故でサッカーを断念せざるを得なかったのです。S君の辛さは仲間みんなが知っている。岐阜を離れた元チームメイト達からも安否・状況を尋ねられます。
『FC岐阜セカンド』の選手のサッカー人生は、安全で平坦な思い通りの道のりを歩いてきたわけではありません。蹉跌なき選手はいない。

祝福と激励にロッカールームを訪れるとトロフィーを見せてくれました。
『おめでとう』と手を差し出して気がつきました。アンダーシャツにS君の名前が書かれていました。

今日の相手は、静岡県代表・ホンダFCです。社会人最強にして最高のチームです。選手は大企業の社員として身分も保障され、チームは専用グラウンド・クラブハウスなども備え、ジュニア・ユースなどの下部組織も整うJリーグチームチーム以上の概要を誇ります。

相手にとって不足はない。
サッカーに対する情熱と仲間を思う気持ちは負けない。

そろそろ、キックオフの時間が近づいてきました。
ガンバレ『FC岐阜セカンド』


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