スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

冤罪事件を考える

方角を間違えて法学部に進んでしまった私は、大学生活の4年間は茨の中にいたような気分でした。
そのせいか茨には関心があります。

事件発生からは15年以上が経ちました。
当事者以外は15年前の記憶の詳細など忘れてしまっているでしょう。
1997年に、東京電力の女性社員が殺害された事件のことです。

無期懲役が確定していたネパール人のゴビンダ・プラサド・マイナリさんに再審=裁判のやり直しを認める決定がなされたことを受け、10月29日からやり直しの裁判が開かれました。

事件発生直後は、エリートOLの奇行に注目が集まり・・・。
その後、ゴビンダさんが逮捕・起訴されましたが、裁判ではゴビンダさんは無罪を訴え、自白や目撃証言もなく状況証拠の積み重ねから、冤罪であることの疑いがありました。

一審でこそ無罪でしたが、二審、最高裁は状況証拠の積み重ねを認め無期懲役が確定したのです。
再審請求手続きによって、新たな証拠として出された第三者のDNAを証拠とすることで再審が認められたのですが、当時それが証拠として採用されなかったのは警察・検察の隠蔽体質によるものです。
予断と偏見に満ちた見込み捜査において、被疑者・被告人に有利(捜査機関に不利)な証拠は隠蔽されるのです。
日本では、『逮捕されやすい人は逮捕される』ことを意味します。
お上の無謬を信じてきた国民性が警察・検察を増長させたのでしょうか。

今回、再審公判で検察は、異例の『無罪主張』をしました。
来月7日の判決では、元被告のゴビンダ・プラサド・マイナリさんに無罪が示されるでしょう。
予断と偏見に基づく捜査。隠蔽体質。都合のよい証拠を抽出して採用すること。証人の威迫などの警察や検察の従来の手法に対し、裁判所は、どの程度まで踏み込んで判断をするのだろうかと、注目しています。
スポンサーサイト
プロフィール

jdforest

Author:jdforest
本庄工業株式会社
代表取締役 中川稔之

カレンダー
09 | 2012/10 | 11
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
カテゴリ
最新記事
最新コメント
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。