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「雨に濡れながら、佇む人がいる 傘の花が咲く土曜の昼下がり 約束した時間だけが体をすり抜ける ・・・」
三善 英史の名曲・雨が似合う、梅雨の季節になりました。

しかし感傷に浸っている余裕はありません。
またしても法人のお客様が所有する5階建てビルの最上階で『雨漏り』との報が・・・。

弊社で新築した物件ではありませんが、メンテナンスや修繕の依頼をいただいている建物です。
以前から『雨漏り』をしていたので、春先に屋上の防水工事をしたばかりなのです。
ところがゴールデンウイークに入る直前の、台風のような強風を伴った大雨の時に『雨漏り』をしたと連絡をいただきました。
防水工事の改修を施したばかりですから屋上から雨が漏ることは考えられません。
出向いて調べると、案の定、室内の床や壁は水が滲みていましたが、天井は濡れていません。
外壁からの漏水が原因と類推し、連休中に足場をかけて雨水が出てきている室内の外側にあたる、外壁ホーローパネルの目地やサッシと外壁の取り合いのあたりをシーリング工事をしたのです。
建物全周でなく部分的に5階まで組まれた足場は、とても怖い。
『壁つなぎ』や『控え』など転倒防止のための対策が施されていても・・・。

足場の上でシーリングの職人さんと外壁の怪しいところを探したのですが、明らかに防水の傷となるような箇所は見当たりません。
それでも室内で水が漏れていたところの反対側の全ての目地・シーリングを打ちかえてみたのです。
職人さんが「反対側や、ここから離れたところで浸入した水が躯体(構造体・壁の中)内を伝わって、部屋に出てきているケースがあるし、水道(みずみち)ができると、水を導くからモグラたたきでは上手く収まらないかも・・・。」と話していたことで、本棚の奥から取り出してみました。

20130530_141056_convert_20130530143728.jpg

この本を新鮮な気持ちで読んだのは10年以上前。
毛細管現象や風などの圧力による漏水について詳細に解説されていますが、その技術的な話より冒頭にある「雨漏りは建築の永遠の課題です。人間が洞窟から外に出て地上に住居を作り始めてから数千年間たち、科学技術が高度に発達した現在でも、建物の雨漏りは起こり続けています。・・・」から始まる文章にしびれました。
その後に続く、小難しい技術的な解説に立ち向かうにも冒頭の文章が利いています。

『雨漏りの現場』
に立ち向かう前に、もう一度バイブルに目を通そうと思ったのです。

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本庄工業株式会社
代表取締役 中川稔之

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