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高校生がやってきた

郡上高校の森林科学科の生徒さんが、弊社郡上やまと製材工場へ見学に来られました。
林業会社でのインターンシップの一環として、製材工場の見学のプログラムが組まれたことによるのです。
山での施業見学以外に、広い視野で林業をとらえられるようにと弊社製材工場へ見学に来られました。

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まず初めに、山で伐られた木材が製材工場に運ばれ、製材加工される工程を説明したのです。
山間地域である郡上市の高校生だから、製材工場には馴染みがあるものだと思っていたのですが、製材する様子を見ることさえ、ほとんど初めてとのことに驚きました。
かつては山間地域ならば、工場という規模でなくとも近所には製材機がある大工さんや木工所、建具店が当然存在したことでしょうが・・・。
これが木材産業、木材需要・使用量の現実を示しているとも。

普段は山側の授業が多いでしょうから、製材工場は珍しいのでしょう。
製材機や製材の工程について説明すると、食い入るような目線が近づいてきます。
製材された木材を手に取ったり、鼻を近づけて嗅いでみたり・・・。

私の説明、伝えたいことはシンプルです。

①郡上の製材工場では、『木』を廃棄処分することが全くないこと。
 建築用材として使用する部分以外では、樹皮はバークとして堆肥工場に、おが粉は畜産農家に引き取られます。
 端の部分はチップに破砕して製紙工場に送られ紙の原料となります。
②丸い木を利用するには、四角くすることが求められ、木材加工の原点は製材にあること。
 一本の丸い木から、四角く使える部分をいかに多くするかで収益が変わること。
③木材は貴重な資源であるが、切って使って初めて環境面でも価値が生まれること。
 山に生えている状態だけでは、環境面のメリットも少なく、伐って使い、伐った場所に新たに育てることで環境面への貢献が発生すること。
④郡上の山は宝の山であること。
 太平洋へ注ぐ長良川・木曽川、日本海にそそぐ庄川・九頭竜川の水源であり、山・森林がその水を育んでいること。

一通りの説明の後、車座で木材以外についても話をする機会を持ったのです。
地域の話、職業観・・・。

高校を卒業して、進学・就職と希望進路はそれぞれあるようです。
また地元に残ることを希望する者、岐阜市や名古屋市などに出ることを希望する者・・・。
共通するのは、何らかの形で山・森林、木に関わる仕事を希望することでした。

郡上の宝は、山だけでなく彼らのように山や森林や木に興味・関心を持つ若者だと、彼らの輝く瞳に確信したのです。

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本庄工業株式会社
代表取締役 中川稔之

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