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岐阜県産 2×4

『いい歳して、天に唾吐くと、どうなるかくらい知っとるやろ~』との誹りも恐れず・・・。

岐阜県産の木材需要を押し上げる切り札は、『2×4』だと考えます。
木造住宅の建築が弊社の主力事業です。
『土壁の家・森のすみか』と、『現代版板倉造り・JDフォレスト』は、、同じく木を使った工法・木質工法でも『2×4』とは対極にある木造軸組み工法をベースにしたものです。
単に木を用いたものでなく、伝統的職種の技術をふんだんに織り込んだ仕様が特長ですから、『2×4』を持ち上げれば相対的に自社の住宅が下がるという意味において、『吐いた唾』が自分に降りかかるという次第です。

私は、狭い了見で考えていませんから、何度でも言いますが
岐阜県内の森林から伐出される木材の量を増やしたいなら、行政は「岐阜県産『2×4』」の開発・普及に取り組むべきです。

先日、ブログに認めた『CLT(クロス・ラミナー・ティンバー)』工法の普及が木材需要拡大に寄与することは疑いようがありません。
しかし『CLT(クロス・ラミナー・ティンバー)』を生産する工場へ設備投資する企業など、国内でも限られています。
一方、『2×4』の部材は、従来の製材工場でも比較的少ない設備投資で生産ができるのです。

「岐阜県産『2×4』」の開発・普及に取り組むことを民間主導でなく、行政が音頭を取るべきとしたのは、『2×4』の部材構成の特性を考えての意見です。

『2×4』と呼ばれる枠組み壁工法の部材は、主に38ミリ×89ミリの枠材と壁材の合板によって構成されます。
枠材の38ミリ×89ミリというサイズは従来の日本の規格寸法とは異なりますが、岐阜県産の木材で対応可能です。
また中津川市に日本初の内陸型合板工場が誕生し、岐阜県産杉・桧による合板が生産されるようになったことで、他県では追随のできないオール岐阜の『2×4』が可能となりました。
つまり『2×4』はアッセンブル工法ですから、行政または強力な流通業者によるプロデュースによって、オール岐阜県産木材による『2×4』の誕生が可能になると考えます。
また国産の原木丸太材では従来対応してなかったサイズ(長さ2.4~2.5M)で、山側からの供給が必要になりますから、行政の出番でしょう。

また昨年末からの円安が後押しをします。
従来、『2×4』の部材はホワイトウッドと呼ばれるSPF材でした。SPF材とは、スプルース(S:エゾ松)・パイン(P:松)・ファー(F:モミ)の総称です。
これらが高騰しているのです。
価格面で国産材は太刀打ちできませんでしたが、チャンス到来です。

岐阜の杉・桧の枠材と合板を組み合わせて、岐阜認証材『2×4』のパッケージをハウスメーカーやデベロッパーに売り込むのです。
また設計事務所に向けては、低層公共建築物に採用されるよう働きかけるのはいかがでしょう。

岐阜認証材『2×4』が開発・普及されても、たぶん弊社の住宅では取り組まないと思います。
従来からの『土壁の家・森のすみか』と、『現代版板倉造り・JDフォレスト』の技術、ブランディングともに完成されたものがありますし、商品で選ばれる会社ではなく、カラーをもって選ばれる会社でありたいと考えていますから。
何よりも『2×4』の先駆者は他社にたくさんいるでしょうからモチベーションが維持できないように思うのです。

自社には不利なアイデアかもしれませんが、黙っていられませんでした。




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本庄工業株式会社
代表取締役 中川稔之

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