スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

野球を離れて・・・

「私は高校までは野球少年でした。」と言うのは正しくないかもしれません。
本当は大学でも少しかじりましたから。軟式野球ですが。

六大学野球を夢見て大学浪人したものの、「大学では東京に行くから予備校は関西で・・・」なる不埒な理由で関西の予備校に進んだところ、合格した大学は京都の大学のみ・・・。
思い描いたようにはいかないものです。
また予備校時代の不摂生な生活から、とても大学野球の練習についていく自信はなく、サークルに毛が生えた程度の軟式野球部に身を置いたのです。

とは言え、上級生の中には甲子園経験者もいましたし、関西軟式野球リーグの中の他校チームには高校時代はプロからも狙われた逸材なる選手もいました。
しかし何らかの理由でチャンピオンスポーツからドロップアウトしたレベルであったことは事実です。
部員が少なかったこともあり、捕手を務めることになったのですが、そこで野球の新たな面白さを知りました。

極論を言えば、野球は投手と捕手によって作られるスポーツであると。
投手と捕手を『バッテリー』とは、言い得て妙な言葉です。
他の多くの団体球技に目をやれば、全ての選手が試合中に動いています。
ところが野球は投手がボールを投げることでプレイが動き出します。その投手に投げることを指示するのが捕手です。
また打者は投手が投げた球を打つにすぎませんから主導権はありません。
野球なるスポーツは投手と捕手の支配下状態にあるのです。
この当然の道理に気が付いたのは自身が試合で捕手を務めてからです。
捕手になったことで、野球規則を調べ勉強しました。すると野球の見方が変わったのです。

まず野球規則は『性善説』に基づいています。(笑)
スポーツマンシップが根底にあると言った方が適切かもしれませんが。
審判にによる宣告主義でなく事実主義で試合が成立することは、客観的で正当なように思われますが、事実を作ることに悪意が働いていないことが前提になっているのです。

さて肝心のプレーについて。
捕手の面白さは『リード』です。
二学年上に甲子園経験がある小さい身体を補う頭脳型の捕手がいて、こんこんと教えられました。
テレビのナイター中継を見ながら・・・。また一緒に球場へ足を運びネット越しに・・・。
二人で捕手から見た野球論を交わすのは、楽しい時間でした。
投手の能力と特性が大きな要因ではありますが、捕手から見れば相手にかまわず投手の持ち味を最大限に引き出すリードと、打者の意図や狙いを外すことに主眼をおいたリードに大別することができます。
また、少しレベルの高い投手ならば、その両者を組合すこともできると。
チームの投手陣の編成によって、投手リレーを考えてリードを変えるとか・・・。
捕手は投手に指示をするのですが、思いのままに投げたい球を投げさせるのでなく、試合全体を俯瞰して次の一球を考えるべきだ・・・。

彼が4回生になり就職活動で軟式野球部から疎遠になると、私もアルバイトや遊びを野球よりも優先させるようになり、ドロップアウトしてしまったのですが、捕手をしていた時ほど野球を深く考える機会を持ったことはありません。

高校から大学に進むまでの間に、野球から離れる期間を持ったことで深く野球を考える指向を持ったのだと思います。





コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

jdforest

Author:jdforest
本庄工業株式会社
代表取締役 中川稔之

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
カテゴリ
最新記事
最新コメント
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。