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初盆

友人の父が亡くなって初めてのお盆の前に、お参りに伺いました。

彼とは仕事上も付き合いがありますし、同志のような間柄です。
普段東京に住まう彼が岐阜に訪れるのは月に一、二度のことでしたが、去年の夏を過ぎたころから、頻度が多くなっていました。
「父の体調が悪く・・・。」、「大学病院に入院して・・・」・・・。
仕事上の付き合いの場面だけでなく、様々な場面で彼から父親の体調について聞かされることが多くなっていました。
彼は政治家を志していたのですが、その関係の人にも父親について語る姿を、私は苦々しく感じていたのです。
よほど親しい間柄でもない人に全くのプライベートな事柄を、場面を選ばずに、家族の話を持ち出すことは、公私の区別がないように思われるからです。

私はおせっかいですから
「すくなくとも政治関係で知り合った人に家族の話題を持ち出すことは良くない。」、「プライベートな話題を複数の人がいる場面で持ち出すことは、チャンネルの少ない人間だと・・・。」と、生意気にも窘めたのです。
彼は、それ以来父親について人前で話すことがなくなりました。

すると年末に彼からの喪中葉書が。
「11月に父が逝去し、年始のあいさつを・・・」と記されていました。
驚いて彼に電話をすると
こともなげに「ええ、11月に。無宗教ですから身内だけで葬儀を済ませました。」と。
言葉がありませんでした。

それ以来ずっと、心に引っかかっていたのです。
彼の父君とは、当然面識もありますし、「よろしくお願いします。」と手を握られたこともありました。
彼の実家をうかがうと、仏壇もなく和室の床の間にある遺影に向かうと、無意識のうちに私は手を合わせていました。
申し訳ないという気持ちと、これで良かったのだという気持ちが混じり合った思いで。

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代表取締役 中川稔之

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