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オリバーストーンから靖国を考える

米国の映画監督・オリバーストーンが原爆の日に合わせて広島・長崎を訪れたニュースについて。

この来日には米国からのメッセージが存在するように感じたのです。
オリバーストーンは、自身のベトナム戦争での体験から反戦的な映画を多く制作してきました。
有名なところでは(と言っても他の作品も有名なのですが)『プラトーン』。
その中では米国の軍事覇権主義についての自己反省と警鐘をするだけでなく、アジアへの軍事介入をなぞりながら中南米への軍事介入を想起させることで、大衆への注意喚起を表現してきたと評価しています。
ですから、その彼の行動が単純な平和活動だとは思えないのです。

オリバーストーンが自身の影響力の大きさに無自覚であるはずもありませんし、彼を日本に連れてきた背景は何かを考えたときに、米国に原爆(核兵器)の資料・歴史館がないことや、原爆投下が終戦を早めたという米国の歴史観を批判することよりも、『日本人にも歴史を知らない人が多すぎる』と諌めたことに注目をしました。
伴に来日したアメリカン大学歴史学科のピーター・カズニック准教授。 
昨年、オリバーストーンが制作したテレビドキュメンタリー「もうひとつのアメリカ史」の脚本の共同執筆者です。
このドキュメンタリーは、第2次世界大戦前夜からオバマ大統領登場までの米現代史であることに注目しました。
私の見立ては、こうです。
『オリバーストーン来日』は、ポスト・オバマの民主党政権維持のための平和活動でしょう。
日本の右傾化に警鐘を鳴らすことで、適度な緊張感の中で世界平和を維持することが米国、米国民の幸福につながるという戦略からの行動だと。

日本人にとっての戦争とは第二次世界大戦ですが、米国はベトナムです。
より若い世代が戦争を知っているのは米国です。
戦争を知っているとは、戦争と言う過酷な状況下で人間は、残酷かつ非道な振る舞いができてしまうことを知ることです。戦争の醜さを知らない世代が国の舵取りをしている国が日本です。

平和と非暴力を口にすることは簡単ですが、実現することは困難です。
世界中には文化・価値観・宗教観など様々な人が人種・民族・言語もバラバラに存在し、国家の線引きも一様ではありません。
その現実から国家が軍事武装することには理があります。行使することと、装備することとは別物です。
装備すること自体、危険なことです。しかし危険を承知で与せざるをえない状況もあるでしょうが、危険なことに無自覚で取り組むことは問題外です。

私は、沖縄に遊びに出かけたときでも、まずは『ひめゆりの塔』を訪れます。すでに何度も訪れていますが、それが礼節だと考えるからです。
首相の夏休みの予定は避暑地でゴルフよりも、国内では、広島・長崎だけでなく沖縄を訪問することでしょう。
そして中国、韓国に足を運び、非戦を訴える。その後にハワイ・真珠湾を訪問してから、靖国参拝です。
訪問先で、献花と非戦と靖国参拝のメッセージを訴えるのです。

米国はオリバーストーンを起用した『平和戦略』を採用しているのですから、我が国も『平和』についての国策を考えるべきだと考えます。

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