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めでたさの意味

木材業会に『木材青壮年会』なる団体があります。『木材青壮年会』とは、木材業界の若い世代の交流・啓発と業界発展のための啓蒙活動を行うものです。
入会して初めて会合に参加した際、懇親会の場で司会者が『今日は○○君のお客さんが建て前でした。○○君、おめでとう』と、言って乾杯の音頭を取ったのです。
当日出席している会員の一人のお客さんが建て前だったからといって、乾杯をすることの意味がわからない私は隣に座っていた業界の先輩Mさんに尋ねたところ、『建て前は材木屋にとって一番のハレの日である。木材を用立て、場合によっては原木から調達する場合もある。材木屋の作業場で大工さんが木を刻み加工をする(最近はプレカットだが)。そして建て前の日になって、材木屋から荷が出ることとなり、お客さんの大工・工務店、その先の施主さんの元に届け無事建て前が完了し一段落。お客さんの大工・工務店、お施主さんに喜んでもらい、売り上げも立てられる。みんながめでたい日だ。』との答えが返ってきました。
今風に言えば、『ウィン、ウィン』でしょうか。
同業者の会・団体に参加していて勉強になるのは、実務上のことでなく、仕事をしていく上での引き出しとなる知識です。
実務上のことは簡単には教えてもらえない。それも当然でしょう。『メシの種』ですから・・・。

私に「材木屋にとっての建て前の意味」を教えてくれたMさんは材木屋をたたみ、現在では広大な敷地を事業用の定期借地とする不動産管理業に転じました。業界を取り巻く状況の変化に業界団体の会員の顔ぶれも変わってしまいました。
しかし、『元材木屋』の方に実務上の相談に行くと結構詳細に指導していただけます。かつての『メシの種』も、埃をかぶらせておくよりは後輩のためにといったところなのでしょう。

今日、本庄工業では山県市のH様邸の建て前でした。
気温こそ低かったものの天気に恵まれ、ほぼ順調に進みました。
夕刻には上棟式・木遣り唄を披露し、お施主様にも喜んでいただきました。
このような機会を通して、喜んでいただける仕事に携わることができる幸福を感じます。

また、建て前のたびに思い出すMさんの言葉。
多くの方に支えられ、指導され、自分たちが存在するのだと、改めて感じました。



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本庄工業株式会社
代表取締役 中川稔之

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