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タニマチ

韓国のサッカーチーム・城南一和が今シーズンをもって解散消滅するというニュースは、韓国国内だけでなく日本も含めたアジアのサッカー界に大きな衝撃をもたらしました。
城南一和は韓国国内リーグでの最多優勝回数を持つだけでなく、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の常連でかつACLを制覇したこともあるアジア屈指の名門クラブです。

資金源だった『統一教会』からの支援打ち切りが今回の事態を招いたそうですが、サッカーチームは儚いものです。
『統一教会』が城南一和を支援してきた理由は、教祖・文鮮明が無類のサッカー好きだったからだそうですが、文鮮明が昨年9月に他界したことが今回の支援打ち切りに至ったと。

「好きもの」・「タニマチ」によってしか支援されないのがサッカーの置かれた地位でもあります。
日本でプロ野球が存在しうるのは、プロ野球の球団を保有する優遇税制があるからです。
地域密着を謳ったところで、先立つものの供給源が確保できない限り持続性のある事業にはなりません。
自治体や企業にとって資金を提供するだけの大義が必要ですが、クラブ運営に必要な金額とスポンサーである自治体や企業が見返りとの釣り合いが取れる金額とのアンバランスがサッカークラブの困難な状況を生んでいるのだと思われます。
投資価値がないのです。

実はJリーグでも「タニマチ」の存在なくして財務が成り立たない企業があります。
自社のサッカー部が発展してJリーグチームとなったことで支援する大企業は、支援する大義としてグループ会社間で宣伝広告費を回しあう意味があります。

「タニマチ」は、クラブ運営やチーム強化・戦術の詳細に口を出すこともあるでしょうが、「好きもの」ゆえの性でしょう。
それを否定するのは愚かなことです。
『「タニマチ」による支援ほど純粋なものはものはない』という逆説を理解することなくスポーツビジネスの経営はできないのだと、城南一和のニュースを聞きながら思ったものです。

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