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ぎふの杉のコンクリート打ち放し

岐阜市内で建築中のRC(鉄筋コンクリート)+木の混構造の住宅の現場。
一階部分・RC造の型枠を脱型したと聞き現場を見に行ってきました。
道路に面したファサード(建物正面の外観・姿)の『コンクリート打ち放し』の仕上がりが気になっていたのです。
現場は外部足場もかかっていますから全景を見ることはできませんが、気になっていたのはコンクリート表面の仕上がりだけです。
自身が現場監督だった頃、『コンクリート打ち放し』の仕上がりが仕様にあると、それだけで憂鬱になったものです。
『コンクリート打ち放し』の仕上がりの工事は失敗が許されない緊張感を伴いますから、ルーズな私の感性と相容れるはずがありません。
『コンクリート打ち放し』ほど再現性がない工事はありませんから、面白いとも言うことができますが、現場監督の神経は違います。
現場で施工する建築と工場での生産するものとが最も違うことが分かるのが、『コンクリート打ち放し』だとも思います。
その意味において最も典型的かつ象徴的な建築の仕様だとも・・・。
一部の有能かつ真面目な現場を除き、現場監督にとっては厄介な仕様であることは間違いありません。

そこで岐阜市梅林の現場を訪れたのです。
『コンクリート打ち放し』と聞いて一般的に思い浮かべられるのは、ツルツルテカテカで冷たく硬い無機質な表面の仕上がりでしょう。
実は、この現場では一般的に打ち放しに用いる塗装型枠でなく、杉の板を採用したこともあり、心配だったのです。

290_convert_20130908094318.jpg

写真のように見事な仕上がりに胸を撫で下ろすとともに、現場監督の労を思うと頭が下がる思いでした。
私が現場監督なら、こうはいかなかっただろうと。
杉の節や木目を表現しているだけでなく、「じゃんか(コンクリート表面に砂利などが現れる不良・欠点)」、「コールドジョイント(打ち継ぎの不良)」らも見当たらず、出来栄えに誇らしい思いが・・・。

284_convert_20130908094046.jpg


ご都合主義の私ですから、杉のコンクリート打ち放しは極めて材木屋らしい仕様だと・・・。
更には、木の国・山の国の岐阜県らしい仕様だとの理由で、是非岐阜県内の公共工事には積極的に採用すべきだと妄想発動状態です。
杉型枠の開発・取扱いについても、木枠・梱包で培った弊社の技術が生かせるだろうと・・・。

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