『ぎふの木の住まい協議会』の交流会が可児市の新和建設さんの展示場などで開催されました。
『ぎふの木の住まい協議会』は、岐阜県産材を使って木造住宅を建築する工務店によって構成されています。
岐阜県を中心とした同じマーケットで木造の注文住宅を仕事にしているわけですから、普段の営業活動では競合する会社の集まりです。
ただ、森林整備に貢献するために岐阜県の木材を使うことの意義を理解し、木造住宅を建築しようとする共通の志がある『仲間』です。
鷲見製材・ひだまりホームの鷲見会長から岐阜県産梁桁普及協議会の設立の話をいただき、数社の工務店で集まったのが、遡ること10年ほど前。
その後、幾多の紆余曲折を経て、2年前に『ぎふの木の住まい協議会』に至りました。
会員社の構成も変わりましたが現在は県内の10社の工務店がメンバーです。
その会員社の中で最も規模が大きい新和建設さんで行われた研修会。
会員社のメンバーが可児市のハウジングセンター内にあるモデルハウスに集合し、新和建設さんの案内で建築中の現場見学と、リフォーム展示場をまわり、最後はセミナーハウスで座学という内容。
営業時間中に数十名の参加者を受け入れていただき、建築中の現場を公開することの負担は大変大きいでしょう。
また、経営戦略から業務の仕組みまで披露する度量には頭が下がります。
『ぎふの木を使った住宅』の合言葉にする仲間に対して、自社の取り組み・ノウハウを公開するオープン・マインドの心に敬意と友情を感じています。
お互い切磋琢磨し、競争することでを岐阜県の木材利用を高めていきたいと強く思いました。