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郡上の山にて

山仕事は大変な仕事だと思います。
山がきれいで、美しいと言うことは表面的なものであり、それを維持するのは人の手(=山仕事)が存在するからです。

郡上の那比と粥川の山に入ってきました。
森林整備における林道の役割が大きいことと、所有者によって整備の状況に大きな差があることを改めて理解した次第です。
手放しで『木は良いね』、『自然は良いね』と言うことができないのは、業として山に関わっているからです。
森林整備を事業として永続的な収益構造を保つ努力をしてきた山に入ると、自分自身も『しっかりと「木」で儲けることを達成しなければいけない。』との思いを強く持ちます。

昨日撮った写真です。
朝方の降雨と、気温の上昇で流木の表面から水蒸気が湧き出る姿に森の息吹を感じます。

005_convert_20131011192142.jpg

また空を見上げた時に、逆光に勇壮にそびえたつ木の姿に、自然の中に生かされていることを実感します。

008_convert_20131011192237.jpg


人並みの自然を愛でる感性を、多少は私も持ち合わせています。
これらも適切に人の手が介在するからこそ存在している美しい森林の姿です。

山に入ったのは、この後に行われる伐採見学で切り倒す木を選ぶためですが、一本の木を選ぶのにも多方面に妥協しない林業家のプライドを感じ、それが永続性の源となってきたのだと理解しました。
一般の方を山に入れるにあたって、事故があってはならないので安全性を最優先にします。
切り倒す木の良しあしから、切り倒した後の森全体への影響に至るまで配慮すると、答えはなかなか見つかりません。
ただ依頼された伐倒を行なうのでなく、多面的かつ長期的視野で森林を考える風土が存在します。

木材需要の喚起だけでは、森林整備は進みません。
誇りと責任感をもって、山を所有し整備する事業者が増えない限り、森林整備は進まないと。

今日、どうせ山には担保価値がないのですから、小規模な森林所有者から強制収用するくらいの思い切った案は間違っているのかな~。

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代表取締役 中川稔之

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