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ウッディアレンの映画

「ウッディアレンの真似をして通りを歩いてみるよ・・・」
スノッブでしゃれていながら、どこかしらコミカルな都会の紳士のイメージです。
雑誌『GQ』の世界です。

深夜に目覚めてテレビをつけると流れていた映画。
引き込まれて、最後まで眠ることなく見てしまいました。
邦題『マッチポイント』、惹きつけられたのはスカーレットヨハンソンのせいかもしれません。

上流社会の人間として必要な教養のために読む本が『罪と罰』であるあたりが、ウッディアレンの作品らしく感じました。
元テニスプレイヤーの主人公・クリスが、テニススクールで知り合った大企業の息子と友人になり、その家族との交友から彼の妹と結婚するところから物語は始まります。
今までとは違うビジネスや上流階級の交際の世界に溶け込むために、ビジネスのアビリティや教養、馬術などを身に着けていくのですが、無理な背伸びをしている感じが明らかです。
当初、義理の兄には婚約者がいました。女優を目指す彼女は、離婚歴もあり上流階層の人間ではなく、姑からの反対にあっています。姑との対立に敗れ、兄は別の女性と結婚したのです。
クリスは義兄と別れた彼女と出会うと、上流社会でのストレスなどもあってか、彼女に惹かれ逢瀬を重ねるようになります。
綱渡りの不倫を重ねていくうちに、彼女が妊娠します。
クリスは上流社会で生きる道を選び、彼女を殺すことを決意し実行に移すのですが、その過程で隣に住む老婆も巻き添えに。
モノ盗りの犯行に見せかけるために、部屋をあらしジュエリーを奪い去り、テムズ川に投げ捨てます。
完全犯罪を目論んだ次第です。

『太陽がいっぱい』のように完全犯罪が、最後にどんでん返しとなるようなことはありません。
スリルとサスペンスに満ちた展開が、勧善懲罰的な結末に至らないところに寂寞感を残します。

ウッディアレンの映画は、社会には厳然とした階層が存在することを前提としたものが多いように思います。
ニューヨークやロンドンなどの大都会が舞台ながら、関西を舞台にした『泥の河』や『ジョゼと虎と魚たち』のようなテイストと同じものが感じられます。

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