スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ボルドーに思いを

先の木曜日に『ルドン展』を訪れて以来、そして昨日はブログに『ルドン展』について認めたことで、ボルドーへの憧れが私の中で増幅しています。

30年近く昔の記憶が甦ってきます。
大学生時代、ヨーロッパを彷徨した私が最初に滞在したのがボルドーです。と言っても3泊ですが。
とにかくヨーロッパ、外国を見てみたいとの思いだけで無計画に日本を出発しました。
出発の前日の深夜までアルバイトをしていたこともあり、南回りかつトランジットに8時間も待ち時間があるタイ航空の格安便でヨーロッパに到着した時点で疲労困憊。
エアチケットとユーレイルパス(外国人旅行者向けの鉄道乗り放題切符)、トラベラーズチェックと数百米ドルの現金と着替えの荷物くらいを手に、初めての海外へ旅立ちました。もちろんパスポートも。
訪問目的地も定めないで、パリに着けばどこかに行けるだろうと安易な考えでした。
機中でプランを練っっているうちに思いついたのが、『酒』をテーマにしようと。
その頃私はホテルでアルバイトをしていたのですが、料飲部門のサービススタッフの中でも『ソムリエ』は別格の扱いでした。鼻っ柱の強い私は「『ソムリエ』?ナンボのもんじゃい!」と思っていたこともあり『ソムリエ』の鼻を明かす経験をしようとボルドーのシャトーを訪問することを思い立ちました。

パリに着くや、すぐにボルドーへ向かう列車を探し乗り込んだのでした。
途中、『ツール』、『ポワティエ』を通過することが分かり、『ポワティエ』で途中下車。
二時間ほどの散策で中世の街並みとは何たるかを味わい、再度列車に乗り『ボルドー』へ到達したのでした。
駅前の安ホテルをあたり最初に発したフランス語が
「アベブ ユンヌ シャンブル スー スワール?(今晩、空き部屋ありますか?)」。
首尾よく最初のホテルにチェックインするや、そのまま眠りにつきました。
夜中に暑くて目を覚ますと体中が汗でびっしょりとなっています。
持っていたミネラルウォーターの飲んで再度眠りにつきましたが、翌朝は熱っぽいのです。
一気に心細くなりました。ホテルのフロントに体調不良を訴え薬を求めるも言葉が通じず、近くのデリカテッセンのような店まで重い身体で行き、少しの食べ物と飲み物を仕入れてホテルの部屋にこもり布団の中にもぐりこみました。
丸一日眠った翌朝、体調も戻ったので、フロントでシャトー見学をしたい旨を伝えると市内にある観光客向けの案内所を紹介されました。
早速、案内所を訪れると当日のシャトー見学の受け付けは終了していたので翌日の予約をしている時に、一人の日本字と知り合いました。
海外青年協力隊でモロッコ在住の彼とは、その翌日のシャトー見学をともにした時に意気投合したのですが、モロッコへの誘いには躊躇してしまったことが後悔され、後にモロッコを目的に訪れるきっかけともなりました。

シャトーを訪れた翌日、いつまでも『ボルドー』にいては時間がもったいないと後にしたのですが・・・。
『ルドン』が描くボルドーは、ワインの産地でも大西洋に近い『メッドク』地域で、私が訪れた内陸の『サンテミリオン』とは趣が違います。
『ルドン』の絵にあるようなポプラが聳え立つ平坦なボルドーの土地の記憶がないのです。

自身の記憶をなぞるようなボルドーへの旅の思いが胸の中に沸き立っています。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

jdforest

Author:jdforest
本庄工業株式会社
代表取締役 中川稔之

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
カテゴリ
最新記事
最新コメント
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。