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国体優勝

金曜日の夜、ささやかなパーティを持ちました。
東京国体成年男子サッカー優勝を果たした岐阜県代表チームの『お祝いの会』。成年男子岐阜県代表というものの、FC岐阜のアマチュアチーム『FC岐阜セカンド』単独チームです。
国体サッカーで岐阜県のチームが優勝するのは、48年ぶり。前回は教員の部(現在はそのカテゴリーはありません)。
岐阜県のサッカーが日本一になったのです。

東京国体の決勝の相手は、開催地・東京都代表。
開催地優勝のために海外遠征など特別強化をしながらチーム作りを行ってき東京都代表。
東海リーグに所属する岐阜に対して、大学やJFL、Jリーグなど上のカテゴリーを経験したことがある個人の能力が高いチームでした。
それに対する岐阜県代表・『FC岐阜セカンド』。決勝戦では2人の選手が出場停止となり、ベンチ入り可能な交代メンバー枠5人に対し、ベンチ入りしたのは3人(内1人はGK)。
連戦による疲労と怪我もあり、不利な条件ばかり。
更に会場は地元・東京代表を応援する観客ばかりの完全アウェイ。
にもかかわらず、前半にコーナーキックから一点を先制すると、その後、東京の怒涛の攻撃をしのぎ切り1対0で勝利を納め優勝をもぎ取ったのです。
当日、名古屋・吹上ホールでイベントの準備設営をしていた私は、試合途中から携帯にかじりつきでした。
東京の現場からもたらされる情報に、仕事が手につかなかったのです。

昨年のぎふ清流国体を目標に運営されてきた『FC岐阜セカンド』。
ぎふ清流国体終了後は、そのチームの存続さえ危ぶまれました。当時はお荷物だったのです。
その証拠に昨年まで、『FC岐阜』の行事・イベントにユース・ジュニアユースチームの選手・スタッフがよばれることはあっても『FC岐阜セカンド』が招かれることはなかったのです。
トップチームの体制が変わり『FC岐阜セカンド』の位置づけが明確にされました。
プロなどのカテゴリーを(主に25歳以下の)アマチュア登録で目指す選手の養成機関、トップチームへの選手供給機関と。
しかし、昨年のぎふ清流国体を目標にしてチームに所属していた選手の多くが引退・移籍をしたことで、シーズン開幕直前まで選手の頭数さえ不足していました。
最終的に19名の選手となりましたが、紅白戦さえできません。
シーズン開幕まもなくは、なかなか試合で勝てませんでしたが夏のころから勝ちが続くようになりました。
ところが、8月中旬にトップチームの監督交代があり、セカンドチームの監督を務めていた辛島氏がトップチームの監督に就任することになり、コーチだった勝野氏がセカンドチームの監督にということがありました。
突然の監督交代劇にもかかわらず勝野氏は前監督のサッカーを継承しつつ、豊富な経験でチームを上手くまとめ、全国レベルの大会である国体、天皇杯、全国社会人選手権の予選をすべて勝ち切りました。
特に国体。サッカーどころ静岡県、社会人の層が厚い愛知県を破り、国体出場が叶ったのです。
そして国体優勝。もはやサッカー後進県ではありません。
岐阜にもサッカーの文化が芽生えています。

監督の勝野氏は、FC岐阜の創設者の一人です。
事務局がなかった当時、FC岐阜の登録住所は勝野氏の自宅であったというエピソードもあります。
西濃運輸サッカー部廃部時の監督でもあり。岐阜県サッカー協会の技術スタッフや指導者養成に関わりながら岐阜のサッカーを支えてきたのです。

国体優勝は選手やスタッフの奮闘があってのものです。
しかしここに至るまで、創設当時からの関係者、捨て石となっていった選手、サポーターの情熱があったからこそ『日本一』が叶ったのだと考えられます。

金曜日の『お祝いの会』は、選手・スタッフに支援者、サポーターの参加者によるものでしたが、創設時の選手も二名参加。
彼らの今では引退していますし、カテゴリーが上がったり、年齢による体力の衰えや仕事環境の変化からチームを去って行った選手が多くいます。
彼らにとって、国体優勝は『嬉しくもあり悔しくもあり』が本音でしょう。
しかし参加したOB選手の口から「おめでとう。そしてありがとう。」の言葉を聞いた時に、岐阜のサッカーの萌芽は確かなものであると思ったものでした。

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