スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

表示偽装のある社会

『乾焼蝦仁』と書いて「かんそうしゃーれん」と読みます。『芝エビのチリソース炒め』のことです。
大学生時代、中華料理レストランんでアルバイトしたことで、中華料理の漢字表記を見て料理の内容と広東読みができることが特技でもあります。
当時、中華料理の厨師(コックのこと)から、『芝エビのチリソース炒め』と言っても一皿1000円をきる単価で本物の芝エビなど高くて使っていないことを教えられました。
表示通りの食材でないものは、世に数多あり『シシャモ』と言って流通しているものの殆んどすべてが『シシャモもどき』であるとも・・・。

ホテルなどで提供される食品の『誤表示』・『偽装』が問題になっていますが、まだまだ氷山の一角でしょう。
現在は飲食業界のトップカテゴリーであるホテル業界が矢面に立たされています。
ホテルに限らずすべてのジャンルの飲食店で悪意の有無は別にして『誤表示』・『偽装』は行われていると考えるのが当然ですし、我々消費者も線引きを曖昧にしてきたツケが回っただけのことです。

数か月前に焼肉店を営む友人が店のメニューから『ロース』を削除しました。
彼曰く、「牛に『ロース』なる部位は存在しない。『ロース』とは適度に脂ののった肌理の細かい赤身肉の総称であり、部位であれば肩であったり、モモであったり・・・。それぞれ風味が違うので、部位で表示することにして価格もそれぞれ違う設定にする。」と。
『ロース』と表記することも『芝エビ』と同類です。
表示について誠意があるというよりも、彼の店は高級店に分類される店舗なので差別化戦略として正しいというべきかもしれません。
当時は、表示についての現在の喧しい状況は予想していませんでした。

食品の『誤表示』・『偽装』問題は、ホテルをはじめとする飲食業界だけの問題についてだけにとどまる問題ではないでしょう。
食品業界全般に及ぶことと思われます。
例えば、ハムなどの肉の加工食品。生の肉に手を加えて加工しているのだから、肉よりも高くなるのは当然ですが、半端な肉も利用できる上に賞味期間が長くなることなどの理由をつけ、生産者が望むよりも安く買いたたかれがちです。
『誤表示』・『偽装』のレベルではなく、都合が悪い情報は明らかにされないことは当然のように行われています。

『安くて良いもの』、『良いものを安く』を社会が求める限り、社会から偽装や都合の悪い情報が公開されることはなくならないと考えることが自然です。
安いものには理由があると受け入れること、良いものは高く買うことも大切だと思います。

同業のやらせや偽装には甘いのに、『鬼の首を取ったように』飲食店を追求するテレビのワイドショー。
何とかならないものですかね。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

jdforest

Author:jdforest
本庄工業株式会社
代表取締役 中川稔之

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
カテゴリ
最新記事
最新コメント
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。