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玉石混交のゆるキャラ・ブームには食傷気味でした。
佐賀県鳥栖市の公式マスコットキャラクター「とっとちゃん」が、ラジオの深夜番組での下ネタ連発の発言が問題となり、活動自粛したとの報道に、ゆるキャラ・ブームの終わりの始まりを感じた次第です。
10月下旬に深夜放送『オールナイトニッポン』に出演し、わいせつな言葉を連発し、その下品さが問題となったようです。
ゆるキャラとしての立ち位置は?自治体公認ゆるキャラとは?
ブランディングの欠落が明らかになったものです。
ラジオの深夜放送に出演すること自体、無自覚な証拠です。
『ゆるキャラ・グランプリ』なる人気投票のイベントで上位にランク付けされることが、ゆるキャラの権威づけにはマストでした。
今日では、日本中にゆるキャラが存在し、その数も多いことから、何か変わった事・目立つ事でもしないと、注目が集まらなくなってきたことが背景にあるようにも思われます。
殆んどのゆるキャラは、長期的に地域・街を活性化させることはありません。
歴史・文化がないものに、長期的な存在価値がないと考えられるからです。
また今回の騒動は、ゆるキャラに人格がある以上、リスクが伴うことを気がつかせました。
もう充分でしょう。