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好きな木

「好きな木は何?」と問われたら、
「儲かる木だ。」と答えるのが、材木屋としての嗜みだと教えられてきましたが・・・。
杉、桧から広葉樹に至るまで、多様な材種を扱う中で好き嫌いを言っていてはいけないと。

しかし、この木だけには特別に惹かれます。
『キハダ(黄檗)』
亡き先代がキハダの樹皮を胃薬だと言って、子供の私にかじらせたのは小学生か中学生の頃でしたから、かれこれ3、40年前のこと。
何の疑いもなくキハダの樹皮を口に入れると・・・。
かつて味わったことのないようなヒドイ苦味が広がり、唾を吐きだした思い出があります。
強烈な思い出とともに、キハダなる木の名前は私の脳内に刷り込まれました。

材木の業界に入って、キハダを扱うと樹皮よりも木理と色合い、その表情に魅了されたのです。
黄、緑、茶、灰色、黒、オレンジ・・・多様な色合いが混じり合い、見る角度、光の角度、明るさによって色も艶も表情を変え、また経年によって表情を変える、まるで多品種のブドウを混穣した高級なボルドーワインのようです。
また木によっての個体差も面白く、興味を持っています。
一般的にはあまり高く評価されていない様にも思われますが、私は好きです。
意識して仕入れています。

先日の岐阜県銘木協同組合の製品市で、素晴らしいキハダの盤が出品されていました。
この一枚のキハダの盤には、木材のすべての魅力が凝縮しているように思われます。
色艶、杢とも深みがあり、木の中に引きこまれていくようで・・・。

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製品市ですから、値をつけるべきものですが、恐れ多くて手を出せませんでした。

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代表取締役 中川稔之

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