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木造は火災に強い

『木造は火災に強い』と言ったら驚かれるかもしれませんが、本当です。
正確には、『断面が大きな木は燃えにくいので、木造建築は火災に強い』と言うことです。

10数年前に、岐阜市内の高校の体育館が火災に遭いました。
体育館は鉄骨造だったのですが、炎の熱で鉄骨がグニャリと曲がり崩落した体育館の写真が翌日の新聞に掲載されたことを覚えています。
建物の火事と言えば、『木造住宅全焼』なる新聞の見出しが目立つ事から木造は火災に弱いとのイメージを持たれがちですが、実際には違います。
建物。特に住宅では木造が占める割合が圧倒的に多いのですから、母集団が違います。

木が燃えるには、熱と酸素が必要です。
木の発火点は400度くらいです。
木造住宅の火事の後を思い出した時、真っ黒になった柱が構造の役割を果たしながら残っている光景を見た記憶がある方が多いと思われます。
同様に内装仕上げ材は焼け落ちても、天井下地の機組みの形が残っている姿とか・・・。
これは1000度を超える火災現場の炎にも木が燃え尽きなかったことの証拠です。

前述の鉄骨造の体育館。鉄は250度で変形をはじめ、軟化して強度が低下します。ですから崩落するのです。
木材は、1000度の炎に包まれても表面は炭化しますが強度の低下は少ないのです。
強度の面から木材が金属よりも火に強いことは明らかです。
ですから構造面では、木造と鉄骨造を比較した時に木造の方が耐火性があるといえます。
特に断面が大きな木材をすれば、その特性は大きくなります。
内装について言えば、木造も鉄骨造も大差ありません。

木造は火災に弱いと思われがちですが、使用する断面の大きさを考慮すれば、木造が火災に強いことが分かります。
『木』についての正しい知識を広めていくことも私の仕事です。

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代表取締役 中川稔之

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