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銘木市場

構造材として用いられる木と、造作材・工芸品などに用いられる木とは別物であると考えます。

構造材としての木材は、工業製品ですから品質・価格・供給の安定性が求められます。
言い換えれば、顧客のニーズに応えるように品質・価格・供給を追求します。
品質は、一定の数値で個体差がないこと。
価格は、変動が少なく、より安いこと。
供給は、短納期かつ、要求通りの時間にデリバリーできること。
これらを満たすことで商品の価値は上がります。

ところが、造作材・工芸品などには当てはまりません。
品質・価格・供給が安定したなら、価値はなくなります。
個体差があるから、『この一品』となりえます。
高い金額を支払うことで虚栄心は満たされます。
なかなか手に入らないから、欲求が増すのです。

先週、岐阜県銘木協同組合の『桜まつり市』が開催されました。
私が専ら主戦場とする並み材の市と異なり、セリに活気があります。
白熱する競り合いからビックリするような金額で取引されることも・・・。
採算を合わせる術は?
事業戦略は?
それらを勘案したプロとしての感性が試される場です。

製品や原木が並べられた市場の静の状態が、他人の賑わいとともに動の場と変わるダイナミズムに、材木屋としての覚悟が磨かれていくように感じます。
ノンクレーム・ノンリターンの自己責任、駆け引きと即断即決の感性・・・、材木屋のプロとして勘と経験と度胸を磨く場は、ここにしかないと。

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代表取締役 中川稔之

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