スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『アサダ』の板を仕入れました。

昨日の岐阜県銘木協同組合の製品市に『アサダ』の板が出品されていました。

15年ほど前の某邸宅の改修工事。
床のフローリングの面積が既設よりも一坪ほど広げることになっていました。
表面を見ただけでは、使われているフローリングの樹種が経年の変化で判明しないまま工事を開始しました。
工事を始めて一部をめくって裏側や木口をみれば分かるだろうと安易に取りかかったのです。
いざ工事を開始しフローリングを取り外してみたものの、私は樹種を特定することができません。
フローリングを会社に持って帰り、亡き先代に問うと「カバか、桜だと思うが自信がないので、国六工業の川合さんに聞いて見ろ。」と。

国六工業とは、当時岐阜に存在したフローリング材専門の会社。
フローリングを手に訪問すると、細身の老人が対応してくれました。川合さんです。
フローリングを一目見て
「これは『アサダ』だけど、一枚じゃなくもう二、三枚もってこい。」と。
翌日、言われるままに現場からフローリングを何枚か持参してみせると
「間違いなく『アサダ』だが使われている。」と、
曰く「『アサダ』は桜やカバに混入して使われることがあるから、一枚だけ見て判断できんのや。」、「フローリングには最高の木だが流通量が少ない。」などと。
倉庫の中から、同じ厚みの『アサダ』のフローリングを出してきてもらいました。
継手・さねの形状も似ていたので、国六工業さんに『アサダ』のフローリングを分けていただき、無事施工することFができた思い出があります。
『アサダ・木材図鑑』なる樹種を知ったのも、使ったのも、それが最初でした。

先日、その工事をさせていただいた御宅を訪問する機会があり『アサダ』のフローリングと久しぶりの邂逅を果たしたのですが、経年の美しさとは斯くなるものとの思いを強くもった次第です。
15年ほど前の施工当初は、既設と新設の『アサダ』のフローリングの色のコントラストが存在しました。
年月が緩やかに解消したのでしょう。
床に目を近づければ分かりますが、注意しないと、張り分けの箇所は分からないくらいになっていたのです。
前述の既設と新設のコントラストは、色の濃淡だけでなく艶のコントラストであったよう記憶しています。
私には、強く印象に残り思い出深い「木」です。

その『アサダ』の板が岐阜県銘木協同組合の製品市に出品されていたので、すべて購入しました。
といっても、10数枚。
加工時の分留まり、施工時のソツを考えると広い面積を賄うほどではありません。
艶やかな『アサダ』の魅力を提案できる機会を楽しみができました。
『アサダ』に興味を持たれた方は、是非お声かけください。

001_convert_20140415171210.jpg
004_convert_20140415171233.jpg
005_convert_20140415171128.jpg

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

jdforest

Author:jdforest
本庄工業株式会社
代表取締役 中川稔之

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
カテゴリ
最新記事
最新コメント
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。