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ウォールナットのカウンター

ウォールナットのカウンターの注文をいただきました。
ゴールデンウィークの休みの期間に改修工事をされる飲食店のカウンターです。
ゴールデンウィークが休みになる飲食店ですから、日本を代表する東京の社交場にあり社用族を対象とした高級店です。

既設店舗のカウンター形状に合わせて、板を加工する必要があり加工屋さん(木の国・岐阜では未だに委託加工を生業とする人がいます)に、秘蔵のウォールナットの板を加工依頼と打ち合わせのために持ち込みました。
ゴールデンウィーク間近で納期が迫っているので、無理なお願いに・・・。
カウンターの寸歩は長さ4400ミリ、幅が750ミリ。
ところがビル内の店舗にそのままだと持ち込めないのです。
そこで二枚の板を店舗内で一体にできるような加工を工夫する必要があったのです。

IMG_20140412_104336_convert_20140416192050.jpg

チョークで書かれた形状にすることにしました。
二枚の板は、同じ一本の木から製材されたものです。
木目の表情が揃います。
加工仕上がりが楽しみですが、即納品ですから愛でる期間は限られます。

ウォールナットは米国を代表する広葉樹です。
高級家具材として高い評価を得ています。
とりわけ日系の芸術家、イサム・ノグチやジョージ・ナカシマが重用したことが知られています。

IMG_20140412_104513_convert_20140416192121.jpg

第二次大戦の前後は、日本の楢(なら)などの広葉樹が家具材として欧米に輸出され高い評価を得ていました。その当時、家具材が日本に輸入されることは少なかったと思われます。
ところがウォールナットは、前川國男など日本の代表的な近代建築家の米国留学からの帰国とともに、またアントニー・レーモンドなどの建築家の来日とともに日本に入ってきました。

ウォールナットは灰褐色で艶やがあります。
加工時は柔らかいのに、衝撃・摩耗には強い優秀な家具材です。
今回、ウォールナットを提案したには訳があります。
高級な社交場たる店舗であることに加えて、オーナーはワインの造詣に長けていることもあって、タンニンが多く含まれるウォールナットが相応しいと判断したのです。

ゴールデンウィークが明けたら、上京して店の雰囲気にマッチしているか見てみたいと思っています。


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代表取締役 中川稔之

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