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『ラミン』の丸棒

これから木工教室が続きます。
弊社主催の木工教室ではなく、開催を業務ラッシュです。

5月16日(金)、23日(金)は、岐阜商工会議所が主催する『まちゼミ』、5月25日(日)、6月1日(日)は、某幼稚園での木工教室です。
『まちゼミ』では、『踏み台』。幼稚園では、『木の車』を作成します。

その木工教室用のキット制作に取り組んでいて、困ったことが発生しました。
今まで、使用してきた『ラミン』の丸棒Φ9~12ミリのものがないのです。
ホームセンターの訳ありDIY商品(色落ちしたデッドストックなど)を大量に引き受けたことで、在庫があったのですが、とうとう底を突いたことで、ホームセンターに出かけたところ『ラミン』の丸棒が見当たらないのです。
ワシントン条約で取引が禁止された樹種ですから、当然と言えば当然なのですが。

森林を破壊するような大量伐採が横行した過去が、『ラミン』を絶滅の危機にさらしました。
そして日本にも最も多く輸出されていたのです。
ですから取引禁止となった後も、流通していたり在庫として『ラミン』があったのです。
木工用の丸棒としての『ラミン』の代用樹種は難しいと思われます。
堅くて加工しやすく手ごろな価格となると・・・。

伐採や輸出が禁止された樹種を扱おうという考えはありません。
しかし流通している希少な樹種は、『ラミン』に限らず仕入れます。
アフリカや東南アジアでは、木材は外貨を稼ぐ貴重な存在であることを理解すれば、合法材であるか慎重に判断して適切な価格で購入することの価値が分かります。
ちなみに『ラミン』が希少であるだけでなく、『ラミン』の森林が同じく希少動物であるオランウータンの生活の場であることを考えれば、二重、三重に保護されるべき樹種とも。

ところで木工教室で『ラミン』の丸棒を何に使うのか?
『踏み台』作りでは、止めつけるビス(ねじ)が足に引っかかることを防止するために、ビスの頭が表面に出ないように座掘りをしてからを止めつけます。
その座掘りをした穴をフタする込み栓として使用します。
また『木の車』作りでは、シャフトです。
我々プロでなく一般の方が木工をするケースで、扱いやすさの点からも代用樹種は難しいのですが、これからは探さないといけないでしょう。

我々の生活の身近なところにも、ワシントン条約は関係しています。
今日の生活では、無意識のうちに自然保護を侵していることがあるのです。
原産地や由来に、今まで以上に敏感であらねばならない時代です。

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代表取締役 中川稔之

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