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まごころこめて

材木屋の会合が開かれることが多い柳ケ瀬の割烹。
その店はヒノキのカウンターが美しいのですが、カウンターを納入した人の出席に関わらず業界の会合がもたれるには訳があります。
一定レベル以上の飲食店にもかかわらず、『木』の設えが安普請であったりすると、私は苛立ちを感じることがあります。
同じように感じる人が他の人にもいるようで、自分が仕事として関わったかどうかに関係なく『木』の設えには誰もが一家言あるように会話の端々から感じます。

弊社施工のラーメン店の話です。
昼食は、いつも会社の給食弁当ですが、当初は出かける予定で給食弁当を断っていたものの予定が変わって会社で昼食を摂ろうとすると、私の分の給食弁当がないことがあります。
決まって出かけるのは、近所の弊社で設計施工させていただいたラーメン店です。
私はラーメン好きではありません。
けれど出かけるのは、4席だけの短いタモの木のカウンター。
玉杢が美しく出ているのです。
ヒノキの株を輪切りにした椅子に腰かけ、タモの玉杢を眺めながらラーメンを食べることが、『極めて材木屋らしい自分』だとナルシストにも悦に入るのが恒例でした。
お恥ずかしい話、ラーメンの味云々でなく、『材木屋の自分』が好きだったのです。

いつものようにカウンターに腰かけると、メニューが新調されていることに気がつきました。
聞けば、店主夫婦の高校を卒業したばかりの御長男が作成したと・・・。
店主夫婦の『まごころ』が我々、客にだけではなく、家族にも注がれていたことが改めて分かります。

012_convert_20140529182856.jpg

温かい気持ちになり熱いラーメンを流し込むと、頭や顔から汗が吹き出しました。
これからは『木』でなく、『まごころ』をいただきに伺おうと思います。

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代表取締役 中川稔之

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