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プロ経営者

ビールは、サントリーかキリンと決めています。
サントリーはホテルのバーなどでバーテンダーのアルバイトに励んだ大学生の頃、国産ビールを飲み比べて行き付いたのが『モルツ』だったからなので、年季が入っています。
キリンは10年ほど前からです。当時、岐阜支社にいた伝説の営業マン・K氏と知り合ってから。(K氏は学閥人事が色濃く残る会社にありながら、同窓生がいない状況で学閥関係なく、後に支社長、部長にまで昇進したのです。)
K氏の営業センス、仕事ぶりは業界は違えども見倣うところが多くありました。
サントリーかキリンの棲み分けは、個人的に飲むときはサントリー。仕事がらみではキリンと。

日本では人気がある爽快な辛口のビールは、ヨーロッパとりわけドイツでは決してビールとして受け入れられないでしょう。
原料に用いられる米とコーンスターチの比率が高いビールは爽快でドライな風味と原価率を引き下げ収益性がたかくなります。
サントリーはビールの業界において後発ながら、麦とホップから作られる本物志向のビールを生産しています。
それだけでも好感度は増すというものです。
サントリーが麦100%のビールをスタンダードとした当時、日本のビール業界に麦100%のプレミアム指向はありませんでした。
それが今日ではサントリーのシェア拡大と相まって、他社も麦100%のプレミアムビールを商品ラインアップに加えるようになったのです。
サントリーのビールにおける戦略は自社の収益を上げるにとどまらず、日本の消費者のビール観にも影響を与えたのです。
苦みやコク、麦の香りが無いなら、清涼飲料水にアルコールを混ぜたにすぎないと。

サントリーホールディングスが、ローソンの新浪剛史会長を10月1日付で社長に就任させることを発表しました。
同族経営企業の象徴であるサントリーのオーナー佐治信忠会長が新浪氏の人物と経営手腕を高く評価し招致したもので、注目しています。
経営者のプロとしての新浪氏の手腕とオーナー・佐治信忠氏の坦懐ぶりを。

後発のハンディを本物志向で克服しただけでなく、価値観にまで及ぶサントリーの商品戦略のようにサントリーならではの経営からも目が離せません。
新浪氏にとっては茨の道かもしれません。今までの競合・ライバルがお得意様になるのですから。
プロ経営者ですから、それをもメリットに変える術を見せてくれることを期待しています。


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本庄工業株式会社
代表取締役 中川稔之

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