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姫小松

たまには『木』の話をしないと材木屋であることを忘れられてしまいそうなので。

先日の岐阜県銘木協同組合の7月市の原木市の話です。
木曽森林管理署から出品された原木を購入しました。
カラマツ、姫小松などを。

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国有林の木は良質なものが多いのですが、今回はとりわけ『姫小松』が秀逸でした。
これほど目が細かく(年輪の幅が緻密)、均一な姫小松は中々見ることがありません。
原木の仕入れで扱う樹種が専ら杉や桧になったのは、私が原木の仕入れを始めてからです。
たまに松も扱いますが、杉や桧に比べてボリュームは圧倒的に少なく『杉・桧』屋状態です。
亡き先代は姫小松を好んで仕入れていましたが、原木市場の廃業・縮小から、私が出入りする原木市場に姫小松が出品される機会自体が少なく、仕入れることも少なくなりました。
それでも価格が見合えば仕入れて製材し、造作材として階段や枠などに使っています。

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姫小松は飛騨高山では仏壇の材料に使われますし、産地も飛騨や木曾に分布してることから飛騨では身近な木材として流通しているようです。

姫小松は上品な黄色が、いかにも柔らかそうな印象を与えますが、実際にも柔らかく加工性が良い木材で、目が細かいものは建具・指物材としても用いられます。
目が粗かったり造作材向きではない場合でも、飛騨では構造材としても利用されることが一般的で、用途が広い樹種です。

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私は樹種にこだわらず、良い木も悪い木も関係なく、可能な限り多くの木を最大限に評価されるように利用したいと考えています。
ボリュームを追求したいから、種類・品質についての見識が必要だと考えます。
その意味において岐阜県銘木協同組合の市は、自身が専門ではない木材の分野に触れる機会であり、学びの場です。
仕入れと言う授業料を払うから真剣になるものです。




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代表取締役 中川稔之

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