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木材大国への道


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昨日、7月26日の日経新聞の記事です。
これほど大きく新聞記事になることが珍しいのが『木材業界』の現状です。
よほどインパクトが大きかったのでしょう。新聞記事を見たという何人かの人から、「木材業界は将来性がある・・・・。」、「成長産業・・・。」などの言葉をいただきました。

政府の成長戦略の一つに森林資源の活用があり、木材業界では大型工場の建設が相次いでいると報じています。
戦後の植林ブームから伐期を迎えた森林資源が豊富にあることから、それの利用を図り木材自給率を高め木材産業を成長産業へと導きたいと。

この記事については的を射ているところが半分、的外れ半分というのが私の感想です。
木材利用促進について、国の政策が追い風となっていることは間違いありません。
また大型工場の建設については、大型工場が木材産業全体の牽引役となることがパイを大きくする意味で必須でしょう。
課題が需要開拓であるという指摘のとおりです。
いずれにしても木材業界は、この機会に産業として、しっかりとした収益構造を築き上げないと衰退していくばかりです。

ただ需要創出のカギが輸出だという意見には大いに疑問を持ちます。
国産材輸出を否定するつもりはありませんし、私自身も木材の輸出には興味があり、韓国の展示会に出展し輸出の可能性を模索した経緯があります。
国産材の輸出が需要拡大に貢献するかというと、話は別です。
国際商品となることには、きびしい価格競争が待ち受けます。
日本の木材業界が、その競争に対抗できるとは想像が全くできません。

森林蓄積量が過大であると考えます。
適性量と質を図るべきです。
木材資源大国への道が日本の木材産業復興・発展ではないと考えます。
まず国内の木材需要を確かなものにすることが第一です。
ドイツが自動車産業よりも大きい木材産業を持つのは、木材を工業素材として利用する社会が存在するからです。

感性・情緒に依存した木材利用からの脱却が日本の木材需要拡大のカギであり。国内需要の下支えがあったうえでの輸出だと考えるのですが。

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本庄工業株式会社
代表取締役 中川稔之

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