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台風需要

先日の台風11号。久しぶりに台風らしい台風が岐阜を襲来したという印象がありますが・・・。
思いのほか、被害はありませんでした。
飛来物でガラスが割れたという連絡が2件。これも翌日に対応させていただく程度のモノでした。
電話当番をしていた私がお客様から連絡をいただき訪問したのは、『電気温水器の転倒』について。

弊社フリーダイアルに30年ほど前に新築させていただいたお客様から「電気温水器が転倒して・・・。」と電話がありました。
聞けば、「数年前にガス給湯器に切り替えた現在では使用していない電気温水器が風で倒れた。ところが中の水が溢れ出て止まらない。床下に水が入るのが心配・・・」と。
切り替え工事の際に配管も切断したことで、支えられずに転倒したと思われますが、止まらないほど水が入っていたのなら重みで倒れないはずです。
電話の内容が腑に落ちず、すぐに訪問することにしました。

訪問すると、確かに横たわった電気温水器の下から水が溢れ出ています。
しかし電気温水器に溜められたはずの水ですがキレイに澄んでいます。
電気温水器を持ち上げ動かしてみると、原因判明。
溢れ出ていたのは電気温水器の水でなく、給水配管の破損によるものでした。
取り急ぎ、メーターのバルブを止めて応急処置したのですが、築年数が古い住宅は様々な改修工事の経緯を持つので、知識と経験と技量が無いとメンテナンスはできないものだと改めて感じた次第です。
翌日、水道業者さんによる処置を施し、ご不便も解消しました。

台風の翌々日に旧知の同業H社長(70歳くらい)と会った時のこと。
「今回の台風は、どうだった?(被害とか、不具合、仕事の発生のことだと思われます)」と問われたので、冒頭の件数と話をしたところ
「もう台風需要はないな~。」と言われるのです。
「昔は台風が直撃すると仕事が増えたもんや。特に伊勢湾台風の時は・・・。」と
屋根瓦から壁のトタン、雨樋に至るまで、台風後は忙しくなったものだそうです。

確かに思い起こせば15年ほど前の強風を伴った台風。
今回の11号をはるかに上回るものでしたが、台風後の仕事量は大変なものでした。
前述のH社長曰く
「工法も建材も改良が進んで、建物は災害に強くなった。」
「特に工場生産のモノは優れている。問題が出るとしたら技術者の差が出る現場施工の工法・建材だろう。」
「しかし現場施工がゼロになることはない。それを埋めるのが技術者の技量と知識だが、それを必要とされることが少ないから伝承は難しい。」
「考える力が重要だが、それに対価を認める世の中か・・・」と最後は嘆き節に。

H社長との会話を通して、私の役割が何なのかを理解しました。

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Author:jdforest
本庄工業株式会社
代表取締役 中川稔之

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