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木造新時代

週刊朝日9月19日号の特集です。
この写真は建築家・隈研吾が設計を手掛けた東京・表参道のパイナップルケーキ専門店。
木造三階建てで、岐阜県産のヒノキの角材が6000本、外装に使われています。

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『コンクリートから木へ』、鳩山民主党政権の時に生まれた言葉が今、現実のものとなっています。
『木』への回帰は、日本に限った話ではなく、欧米の建築にもそのトレンドが生まれています。
エコマテリアルとして『木』が評価されている証でしょう。
日本との違いは、情緒やスピリチュアルに訴える建材としての評価でなく、欧米では科学的論拠と環境負荷低減の論理の裏付けをもって木材利用が進められている点です。

技術の発展は構造的にも耐火性能の点においても木材利用を拡大させています。
冒頭の隈研吾のヒノキの角材は素朴な利用ですが、集成材化や不燃化を進めることで大規模建築物への木材利用が進んでいることを週刊朝日では紹介されています。

木材産業の業界紙や専門誌でなく、週刊朝日、一般の雑誌に紹介されていることに意味があります。
実は、冒頭の写真の木材の利用のされ方について、我々木材業界では批判的な意見があります。
防腐剤注入しないまま風雨や直射日光にさらされる環境で、あのような形で利用されると、数年後には見る影もないほど傷み・劣化が進むのではないかとの懸念からです。

私は、それで充分だと考えます。
なぜなら、商業施設・パイナップルケーキ専門店の償却の設定など5年から7年だと見込むからです。
5年から7年の後に、解体撤去される可能性がある建物に高度な木材利用など必要ありません。
恒久性は必要なく、テンポラリーなもので充分と。

木材を過大評価することなく、『ありのままに~』の工業製品、エコマテリアルとして評価することが、木材利用を拡大することだと考えます。

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代表取締役 中川稔之

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