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岐阜の割り箸

『割り箸』が環境破壊に通じるから、外食の際には『マイ箸』を持参して使用するのが環境に優しいという考え方は短絡的に過ぎます。
海外の驚くほどに安価な木材から生産される『割り箸』は、原木丸太全てを『割り箸』に加工することを目的に破壊的な伐採方法により原料調達されたものであることに環境面の問題があることは確かです。
しかし国産の『割り箸』は建築用材などを切り取った時に発生する端材から作られ、『割り箸』生産を目的に伐採されることはありません。
前者の外国産の『割り箸』の原料となるのはポプラ・白樺などが多く、一膳あたり50銭を切ります。
国産の『割り箸』は安いモノで一膳2円くらいからです。

現在、日本における木材自給率が低いことの理由には、かつては木材(特に木材の端材)を原料として作られた生活用品などが金属やプラスチックに取って代わられ、木材利用の用途が狭められたことにあります。
その状況下で、『割り箸』は木材を無駄なく使いきり、かつ今尚消費者に受け入れられる商品として生存している象徴的なものです。

「『割り箸』はもったいない」というイメージ・固定観念を払拭すべきです。一度の利用で、そのまま捨てることに抵抗があるのなら、端袋に入れて持ち帰り洗って再利用すれば良いのです。
国産の杉や桧の『割り箸』ならば、再利用に耐えられます。外国産は無理でしょう。
繰り返し使用するうちに毛羽立って使えなくなったら、「土に返すもよし。」、「燃やすもよし。」です。

客単価500円ほどの外食産業ならば、『割り箸』の単価の一円にこだわるのも当然でしょうが、客単価3000円以上の飲食店が『マイ箸』運動に取り組むのは間違っています。国産『割り箸』を、それも高級なものを供すべきです。

郡上の市民団体が、郡上の間伐材から『割り箸』を生産し、郡上で開催されるイベントなどで利用を図る取り組みを始めました。素晴らしいことです。行政主導でないところが、より一層評価に値すると思います。構成メンバーには行政の人もいますが・・・。

『割り箸』には一家言あります。過去にも弊社・ミニコミ誌『本庄ニュース』で・・・。
『木材産業は環境産業である。』の実践の中で、『割り箸』についての夢があるのです。
岐阜県内の揖斐西濃、美濃、郡上、中濃加茂、東濃恵那、飛騨・・・の各地域に『割り箸工場』を設置する。近隣の製材工場から出る端材や間伐材が『割り箸工場』に持ち込まれ原料となる。そこで生産された『割り箸』は学校給食で用いられ、使用された『割り箸』を子供は家に持ち帰る。
地元の木の『割り箸』を使う意味を学ぶ環境教育の実践とする『岐阜は木の国、山の国』ならではのプログラムだと考えます。

題して、『岐阜は木の国、山の国、宝の国の割り箸プロジェクト』はいかがでしょうか。


DSC01977_convert_20110204214523.jpg

郡上の間伐材から作られた『割り箸』です。

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ご紹介

郡上わりばしプロジェクト、ご紹介いただきありがとうございます。
すこしでも多くの岐阜県民、さらには長良川流域の皆さんに知ってもらい、使ってもらいたいと思っています。
有志のあつまりで歩みは遅いですが、あきらめずやっていきます。
機会がございましたらお話できればと思います。

Re: ご紹介

郡上の『山』を牽引する小森さんからコメントをいただき、恐縮です。
郡上は『木の国、山の国である岐阜県』の象徴だと思います。
郡上木材利用推進協議会以外でも意見交換できたならと、私も思います。
今後ともよろしくお願いします。

中川


> 郡上わりばしプロジェクト、ご紹介いただきありがとうございます。
> すこしでも多くの岐阜県民、さらには長良川流域の皆さんに知ってもらい、使ってもらいたいと思っています。
> 有志のあつまりで歩みは遅いですが、あきらめずやっていきます。
> 機会がございましたらお話できればと思います。
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