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ロジック

一般的に木材は年輪がつまっている(密である)ほど強度が高いと思われがちだが、年輪と強度は関係がない。
木材研究者の間では常識です。実験によって立証されています。

業界紙によると、木材研究者と建築実務者の交流会で「年輪と強度は関係がないとなると、目視による強度判断は何を根拠にしたら良いのか」と述べる建築実務者の意見が掲載されていました。

建築実務者の思い込み・願望と事実は違うのです。
JASの基準でも年輪と強度の相関性には触れていません。
JASの目視等級区分構造用製材品質基準では、材面の節、丸味(ノタ)、貫通割れ、曲り、断面の欠損などについて定められています。
とりわけ節の大きさ・位置・数を詳細に定めているのは、構造材の役割を応力の伝達とした場合、繊維の乱れが応力の伝達に与える影響が大きいことを意味します。
応力伝達には年輪が密であることよりも節の大きさ・位置・数です。
勝手な思い込みで木材強度を語る建築実務者にはJASの基準を教授すれば事足りると思うのですが・・・。

また機械により木材の強度測定が可能な今日、目視によって強度を判断する必要はないと思います。
八卦見がごとく「この木は強度があるよ。」と、勿体ぶって宣うことで、神秘性と共に自らの価値を上げようとする姿勢が見え隠れします。

ぎふ性能表示材制度が施行されました。JASに準じて岐阜県が定める基準を全数検査でクリアした木材製品だけが『ぎふ性能表示材』として認証されます。今後は『ぎふ性能表示材』だけが、「ぎふの木で家づくり事業」などで構造材の補助金の対象となるのです。
弊社、郡上やまと工場も『ぎふ性能表示材』認証センター に登録しました。 
しかし『ぎふ性能表示材』は岐阜県内だけの緩いローカルルールです。JASに準じてはいますが、JAS基準を満たしてはいません。

そこで、このたび弊社では現在の『構造用製材』のJAS認定工場から、更に『機械等級区分』のJAS認定取得へ取り組んでいきます。

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本庄工業株式会社
代表取締役 中川稔之

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