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山ブンさん

今日は朝一番に業界の大先輩・山ブンさんに「迷惑を掛けて悪いねぇ~。」と言われ、恐縮したことからスタートしました。
弊社新築工事中の隣家が塗装工事されるということで、隣家の施工業者として久しぶりに山ブンさんと顔をあわました。山ブンさんは長良の山ブン工務店の社長さんのことです。私とは父子くらいの年齢差があります。
弊社の工事が終わった後では塗装工事が困難ということで、弊社の足場を利用しながら下屋の上から足場を掛けて施工することになり、顔合わせの機会をもった次第。

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山ブンさんとは『匠プラザ21』という岐阜県内の木造住宅を得意とする工務店の会で一緒に活動した時期がありました。『匠プラザ21』では各種イベントに出展し木造住宅の普及宣伝を図ったりしたわけですが、メンバーの方向性がバラバラでイベントへの協力度にも温度差が見られました。口の悪い私は不満をすぐに言葉にしてしまう傾向がありましたが、年長者にも関わらず山ブンさんは黙々と取り組んでいました。私は退会をしましたが山ブンさんは現在でも中心メンバーとして活躍されています。過去を振り返れば恥ずかしいことが幾つもあります。

今回、山ブンさんとお客さんの関係を見ていると、山ブンさんは『家守り』だなあと思いました。地場工務店は『ホームドクター』たれと言われますが、山ブンさんには『家守り』の血が脈々と流れていると確信しました。山ブンさんのお客さんは家のことは何も心配いらない。山ブンさんに任せておけば安心だろうと思います。家族の安否も気遣う様子に、住宅の仕事とは何ぞや?と考えさせられます。良いデザインやしっかりした建物を作るだけなら、他にもある。『家』のこと、全てを委ねられる信頼を築くことができる相性・関係は得がたい。山ブンさんの姿から多いに学びました。

『匠プラザ21』に在籍していた際に、会員社に統一感を持たせるべく『匠プラザ21』推奨仕様の制定を呼びかけたことがありました。その時には普段と違い山ブンさんの強い反対に会いました。山ブンさんの主張は「我々が作る家は我々のものではなく、御客さんそれぞれのものだ。木や自然素材が良いとか、構法は何が良いとかは御客さんが決めることだ。何が良いかは、お客さんによって変わるし、お客さんの家族の中でも意見は違うだろう。お客さんにとって予算・好みなどの事情はそれぞれなのだから絶対的なものはない。我々が素材・構法などを強く推し進めるよりも、専門知識・情報を提供し良し悪しは決めてもらうべきである。」というものでした。

当時は、その意味があまり理解できませんでした。







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本庄工業株式会社
代表取締役 中川稔之

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