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木材産業のボトルネック

福島原発から遠く離れた岐阜では大きな影響はありませんが・・・。
現在、福島県内の製材業者から出た樹皮の処分が問題化しているとのこと。
樹皮について、7月に農林水産省が家畜用敷料の利用・譲渡・販売等の自粛を通知しました。その後、基準数値以下のものは利用可能と訂正されたものの、実際には引き受け手のない樹皮が製材工場に野積みされているのが現状です。
自社工場内だけでなく、近隣の土地を借りてまで一時保管しているとのことですが、長期間野積みされた樹皮は自然発酵し熱による湯気が立ち上っていると・・・。
異臭による苦情だけでなく、自然発酵から発火に至る危険性もあり、保管を続けることにも限界が近づいてきているようです。
樹皮は家畜用敷料や堆肥原料、バイオマス発電用の燃料として利用されてきました。
原発によって地域の農業・畜産業が破壊され、行き場を失った樹皮が、他地域に運ばれることは難しい。

樹皮の燃料利用を困難にさせているのは、燃焼後の灰には放射能が濃縮されるからです。適切に灰を処理することの問題から利用が滞っているのです。
東京電力が責任をもって樹皮を引き受け火力発電所で燃料利用し、放射能濃縮灰の適切な保管処理の先鞭をつけるべきでしょう。

瓦礫の問題も同様ですが、日本は放射能汚染されている事実から逃れようはないのですから、国をあげて瓦礫処理を引き受ける。それができないのなら福島県の人には申し訳ありませんが福島原発周辺を『特区』として、その中で処理するしかないと考えます。
相応、もしくは過分な賠償・保障のもとに・・・。

それにしても木材産業のボトルネックがチップや樹皮の廃棄物処理だということは製造業としての成熟度が低いことの表れだとも思うのです。
口蹄疫問題で宮崎県の畜産業が壊滅的状態になった時に製材業者から出る木材チップの捌け口がなくなりました。弊社の場合、チップはパルプ工場に引き取ってもらっていますが、畜産が盛んな宮崎県ではチップの処分先がなくなり製材業者を困らせたケースも同様です。
木材産業に産業革命は訪れるのだろうか。


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本庄工業株式会社
代表取締役 中川稔之

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