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女川町

週末、宮城県を訪問しました。
『Jブロック』を納めさせている縁で名取市のトコリコワールドさんのアテンドで名取市と女川町で被災した方の子供向けに木工教室のボランティアを開催してきたのですが・・・。

初めに訪れた名取市や宿泊した仙台市では、震災の傷跡もあちらこちらにあることがわかりました。
また仮設住宅ではあるものの日常生活を取り戻している様子から震災の後半年以上の時間が経過していることを感じとものでした。
仙台市の繁華街では復興バブルに近い様子を驚いたものでした。

最後に女川町を訪問したのですが、石巻市から山を越え女川町に降りていくと景色が一変。
街がなくなっているのです。
テレビの映像や雑誌の写真では見ていたものの・・・。
震災直後と様子が変わらない・・・。
言葉を無くしました。

冷静に観察すれば、道路や市街地から瓦礫は取り除かれています。倒壊・転倒したままの大きな建物が今なお存在し、解体作業が行なわれているところもあります。
残された鉄筋コンクリートのビルのひとつは、三階建ての建物が横倒しになり側面には本来地下にあった基礎コンクリートとその下に打ち込まれた杭が水平に伸びているのです。
映像や写真では分からなかった常識を遥かに超えた街が破壊された様子に、8ヶ月の時間が巻き戻されたようにも感じたのです。
故郷でもない初めて訪れた街にもかかわらず喪失感が心に広がりました。

ここには日常がないのに木工教室なんてできないし、やってよいものかとの葛藤もあったのですが・・・。

約束は約束。木工教室の予定は先方にも伝えられている。
子供たちはこの現実と向き合って生活をしているのに、自分が尻尾を巻いて逃げ出すわけにはいかないとの思いで
小学生を対象に『バードコール』作りを開催しました。
いざ子供たちの前に出て、木工教室を始めるまでは不安でしたが・・。
初めに説明のためにバードコールを回し『キュッ、キュッ』と鳴らすと、子供たちが「あっ、鳥だ!」と歓声があがり・・・。
それによって私の緊張は一気に緩み、いつもと同じように進行できたのです。

子供の明るさは逞しさと同じです。
女川町の印象は『失われた街』と子供の笑顔。
参加した子供の中には家屋だけでなく親族を失った子供もいるはずです。
どんな環境にあっても明るく逞しく生きる子供たちの中から、将来の地域や日本のリーダーが生まれてくるのだとも思ったのです。

『ありがとう、がんばろう』


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代表取締役 中川稔之

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