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濃~い、お茶

『暑さ、寒さも彼岸まで』
今年は、その通りになりそうです。今日の雨を境に明日からは日中の気温も下がり、過ごし易くなりそうです。

彼岸ということで、今日は『お茶』の話を・・・。

名古屋の建築会社に勤めていた時のことです。ある住宅の新築工事現場で、お施主さんが休憩用に茶葉とお湯のポットを用意していただいていました。現場に入っていた大工さんは無口な人で、また私とは初めて仕事をすることもあり、仕事以外のことを話すことはありませんでした。休憩時間にも仕事の段取りや現場の納まりについて話すのみでした。
ある日、休憩時間に大工さんがお茶をすすりながら
「あんた、岐阜の出身やろ?」と話しかけてきました。
「何で分かった?岐阜弁、出とる?」と、返すと
「あんたが淹れるお茶は濃い。ワシもお茶は・・・。」と、話してくれた大工さんは白川町の出身の田口さん。

言葉で岐阜の出身かと言われることはあっても、淹れたお茶の濃さで岐阜の出身だと言われたのは、後にも先にもこの時限りです。確かにお茶は濃いのが好みで、ペットボトルのお茶も『濃い』タイプを選択します。

寡黙な大工の田口さんとは、お茶が取り持ってくれたおかげで、それ以降は仕事以外の話題で会話を持てるようになりました。すると、田口さんには競技スキーをしている高校生の娘さんがいることが判明。私の義兄が愛知県の競技スキー関係者だと話したところ、なんと顔見知りだということまでつながり、和やかに現場を進められたものでした。
田口さん曰く、「自分が若い頃、『お前の淹れるお茶が濃い、苦い。』と言われた。」、「現場ではお施主さんが用意してくれているのだから、何杯も飲むと茶葉が早くなくなり申し訳ないから・・・。」
今でも田口さんは、濃~い、お茶を飲んで現場に出ているだろうか?

岐阜県内では各地でお茶が生産されています。
白川や揖斐は広く知られていますが、私が紹介したいのは『小那比茶』。郡上市八幡町小那比で栽培・生産されています。
八幡町小那比に住む親戚が「小那比のお茶は、白川町の業者に購入され白川茶として売られるくらい品質が良い。」と自慢します。確かにおいしいです。原産地呼称の点では問題があるかも知れませんが、小那比は山間の限界集落の典型のようなところで生産量も少ないから現実的には宜べなる哉でしょう。

明日からは冷たいお茶を飲む機会が減るような気がします。






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濃いお茶

岐阜地方の「お茶」は他地域に比べて濃いとは知りませんでした。
そう言われてみれば・・・他所で飲むお茶はあっさりしている気がします。
出張でホテルなどで飲むお茶はパックになっていますので・・・淹れる時間が地方によって違うとしたら・・・文化かもしれませんね。面白いブログで勉強になりました。
                                 KGB

Re: 濃いお茶

コメント、ありがとうございます。日頃は貧乏性のくせに、お茶だけは贅沢に茶葉の量をふんだんに淹れます。
それが、大工さんと共通していたのだと思います。

> 岐阜地方の「お茶」は他地域に比べて濃いとは知りませんでした。
> そう言われてみれば・・・他所で飲むお茶はあっさりしている気がします。
> 出張でホテルなどで飲むお茶はパックになっていますので・・・淹れる時間が地方によって違うとしたら・・・文化かもしれませんね。面白いブログで勉強になりました。
>                                  KGB
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