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シリアの春

報道されるシリア情勢について疑問を持っていました。

エジプトで起こったような民主化運動の流れと市民運動の様相が違うからです。
そう思うに至ったのは、アサド政権の軍隊による弾圧が反政府活動への武力弾圧のレベルを超えるものであるだけでなく、反政府側も相応の武力があるように感じたことがキッカケです。
民主化運動の名を借りた内戦ではないかと思うのです。

反政府活動を支える国家が存在するのではないかと思っていたのですが、先の国連安全保障理事会でシリアに対する避難決議案に中露両国が拒否権を行使し廃案に追い込んだことで見えてきました。
中国・ロシアの両国とも親イランです。アサド政権を叩くことはイランの代理なのだと。
またロシアはシリアの軍港を地中海の拠点としていることもあり、現体制を支持するのは当然。

シリアに対する非難決議案を是とする論調で報じられていますが、アサド政権が倒れた後のシリアの姿を描いている人は少ないでしょう。
現状を看過するわけではないですが、国連の対シリア非難決議案が通ったところでシリア国内が安定化することはありません。非難決議は人道的配慮ができる国家であることを対外的に知らしめるためのものでしかないのです。

多民族・多宗教国家という点でシリアは旧ユーゴと同じです。
旧ユーゴとの圧倒的な違いは国土面積です。
アサド政権崩壊後、安定化のためにいくつかの国家に分断することもできない。
次の争いが起こり内戦は更に激化して安定化することはないのです。二元方程式ではないのですから・・・。

現在は黙ってみている隣国イスラエルが鍵を握っていると思います。
イスラエルにとってアサド政権程度ならば許容できるが、反政府側の中には強硬なイスラム主義者も存在するわけで、アサドに貸しを作る形で乗り出すタイミングを待っているような気がします。

中東は玉虫色のようでもあり、流動的な川の流れのようでもある様子を興味を持ってみています。


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