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コバルト色の海と空と・・・。

昨日は日帰りで女川町を訪問しました。
昨年、ボランティア活動で訪問して以来、半年振りのことでした。
前回は冬の始まりでドンヨリとした色に津波の傷跡も生々しい状態だったのが、山からはホトトギスの鳴き声、新緑の緑、コバルト色の海と空、美しい自然に囲まれた廃墟の街に変わっていました。
海岸に近いエリアは復興どころか、横倒しになったビルがそのまま残っています。

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春の日差しに輝く自然から、震災の前まで女川は本当に美しい街だったことが分かります。

昨年までFC岐阜のBチーム・FC岐阜セカンドに所属していた選手が女川町をホームにするクラブ・『コバルトーレ女川』に移籍したことが訪問のキッカケとなったのです。
昨年の女川町訪問は自分にとって衝撃的でした。津波による被災の後は他の街でもありましたが、女川町の場合は峠を登りきって視界が広がった瞬間に言葉を失いました。
街全体が流されているのです。
そこで自分が何の役に立てるのかと迷いながらも、支えてくれたのは女川の小学生の笑顔だったのです。
ボランティア活動とは双方向に作用するものだとも教えられました。

その女川町のクラブに良く知る選手が移籍し、ホームスタジアムの陸上競技場はボランティアに訪れた時に車を駐車した場所。陸上競技場に隣接する仮設住宅に帰っていく子どもたちを見送ったこともあり、『あの場所』でのサッカーを見てみたいと言う気持ちを抑えられなかったのです。
また、『コバルトーレ女川』のGM兼社長が『手書き壁新聞』の石巻日日新聞の社長であることも興味を掻き立てられたのです。

試合開始前に、『コバルトーレ女川』・『石巻日日新聞』の近江社長とも話をさせていただく機会を持ちました。
東北リーグ二部(J1から数えて4段階下のカテゴリーのJ5(?)にあたります)にもかかわらず、様々な演出に工夫が施され充分娯楽として楽しむことができる内容です。
観客数も数えた限りで300名ほど。
選手と揃いのユニフォームを着たり、タオルマフラーを手にしたりで、下手なJリーグチーム顔負けの応援スタイル。
センターサークルでの黙祷の後にキックオフ。
一つひとつのプレーにも野次や嬌声が飛び交い、選手の名前・ニックネームを大声で叫ぶ観客の姿からクラブが地元に根付いていることが分かります。
クラブ・チーム、選手は多くの人に支えられ、また支える存在であることも。
岐阜から移籍した横山選手(以前にもブログで紹介・がんばれ、ヨコ!)が奮闘する姿にも胸を打たれました。
プレーの良し悪しでも試合に勝った負けたでもなく、貴重で素晴らしい経験ができるチームで彼はシーズンを過ごすことができると思ったのです。

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スタジアムにも多くの子どもの姿がありましたが、昨年出会った子どもたちかどうかは判明できません。
昨年、私は女川の子どもたちの明るさと勇気に励まされました。
被災地から離れた私が落ち込んだり沈んだ気持ちになることは、身勝手な自意識過剰だと思うに至ったのです。

高台に新しく建てられたばかりの水産加工会社の建物の壁に『女川の海に生きる』の文字を見つけました。
今回の訪問でも女川に勇気をもらい、帰ってきました。

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