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2012 住宅をめぐる冒険(?)

村上春樹の昔の小説のようなタイトルに意味はありません。
社内報のような内容ですが・・・。

先日、建材メーカーの『住宅に係る最新国策』なるセミナーを受講してから自分なりに考えたことを・・・。
2014年には総世帯数が50万戸を切り消費税は8%に、2015年には10%となる環境下で、住宅産業はどのように変わっていくのかを考えていたのです。

我が国の住宅施策は『省エネ』と『ストック活用』が柱となることは確かです。
我々や消費者が「『木の家』が良い、好きだ。」と言うことと国の住宅施策は関係なく決められますが、大きな影響だけは受けるのです。
『省エネ』は、家庭生活でエネルギーを消費しない住環境を整備することです。一次エネルギーの消費量が目安となります。また、住まい方(生活の工夫など)に頼るのでなく仕組み(仕様・性能)として、それを担保せよとしています。
『ストック活用』は、人口減少と高齢化の日本では、かねてから言われていることですが、住宅の量産の時代は終わったことについての具体的な施策が打たれ始めました。またこれは所得低下による信用縮小に対するモノでもあることが『民間住宅活用型住宅セーフティネット推進事業』の名称から分かります。

これから3年間で、我が国の住宅産業、住環境は大きく変わるはずです。
それほど『エネルギー問題』・『人口減少』・『少子高齢化』に加えて『緊迫した経済環境』。これらが同時に進むことが加速化しつつあることに、住宅施策から『国』が危機感を持っていると感じたのです。
住宅業界では『スマートハウス』が話題になっていますが、その手法としてパッシブかアクティブか?HEMSがどうしたなどと言うことは瑣末なことです。
もっと大きな潮流の変化が存在します。

2015年には消費税引き上げの反動による着工数の落ち込み。TPP開始による資材・労働力が国内外に流動化することで、需要・供給ともに不安定になるでしょう。
外部要因の劇的な変化に業界全体が晒されることが明らかです。
その中で弊社にとってプラスに考えられるのは、ストック循環型市場が本格化することです。弊社では、単なるリフォームだけでなく耐震改修などの本格的なリフォームに注力してきた実績があります。
また資材インフレについても内製化率が高いことで優位を保つことができます。

『省エネ』と『ストック活用』の施策は、生活者の価値観に『ローカル』・『シンプル』・『スモール』を訴えるものです。この精神性は弊社の提唱する『木箱スタイル』の暮らしに一致します。
業界を飲み込まんとする大きな波に大仰に構えなくとも、我々がお客様と共有してきた価値観が広く認められる時代が到来したともいえるのです。

総世帯数・住宅着工数の減少についても、毎世代ごとに家を建てる歴史など過去3、40年のことです。
それ以前は『ある家』に住んできたのですから・・・。
『足るを知る』機会でしょう。



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代表取締役 中川稔之

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