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薪で走る車

先日、仙台を訪れた時に驚いたのは、春先に発売されて以来人気で、岐阜のあたりでは納車まで6ヶ月待ちと聞くトヨタ・『アクア』が至るところで走っているのです。
地元の人に聞けば、「今、買われる車はハイブリッド。儲かっている人はベンツ。」と。
震災直後、燃料がなければ車はタダの箱だと理解されたのでしょう。

薪を燃料として走る車の開発がなされていると聞きました。
実は1950年代ごろまでは存在したということですが、ディーゼル車の普及と共に無くなったそうです。それ以前はガソリンが欠乏していたこともあり、薪で走る車は一般的だったようです。

薪を燃料とする自動車の開発のキッカケは東日本大震災。
ガソリン供給が滞り自動車の利用に制限がかかった事で、代用燃料として『木』が着目された訳でしょう。
震災が人や社会の価値観を大きく変えたことが分かります。

一月に行なわれた公開実験では、寒さでエンジンが始動せず人力で車を押して始動させたそうですが、最終的に時速60キロで走行し、薪で走る車の実現の可能性が立証されたそうです。
家庭における燃料としての薪の利用は進みつつあります。
しかし自動車の燃料としての利用については、まだまだ道のりが遠いようにも思います。
聞けば、エンジンを動かすに充分な可燃ガスを得るためには、樹種が限定されると言うのです。
当初、杉の間伐材を燃料化しようとしたが、杉では密度が高いガスを得られず、楢(なら)の木に行き着いたと。

杉と楢を比べれば、どちらの方が入手が容易いかは明らかです。
代用燃料として考えるならば、汎用性が高い杉を燃料とすべきと思います。
純然たる木材にこだわることなく、杉に廃油を含浸させるなど柔軟な発想で技術開発を進めて欲しいものです。
技術革新とは固定概念を破るところから始まるものでしょう。
『エコカー』の概念が電動化だけに偏るところの今日、木材燃料の車を走らせるなんて痛快だと思います。


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代表取締役 中川稔之

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