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用途の拡大

名古屋・吹上ホールで今日から開催された『建築総合展NAGOYA2010』を訪問しました。
建築に関する情報を求めてではありません。
イベント好きのオッチョコチョイですから過去に様々な展示会に出品してきました。
主なところでは、幕張メッセの『DIYショー』、東京ビッグサイトの『エコプロダクツ展』。自らブースを出したのは、アンテナショップ的な役割を考えてのことでした。

今回は今までとは違います。某フローリングメーカーに材料を供給した製品の展示を見に来た次第です。自社で使用する材の生産だけでなく、現在では他社への製品供給もチラホラあります。
JAS工場であることと、ロットの大小問わず多種対応可能であることから引き合いがあるのだと思います。

フローリングメーカーは、学校などの公共施設の床材用に地場の杉・桧のフローリングを商品開発する中で、品質を担保するために最適な工場を探したところ、弊社の郡上やまと製材工場に行き着いたということです。また、郡上の杉は品質・価格・供給量の安定に魅力があることも評価されました。

フロリング

上の写真、左下の茶色のが杉のフローリングです。体育館の床としても耐えられる表面高度を出すために、特殊な塗料を開発したことで、今回の商品発表に至ったのです。他社に同様の商品で『杉の圧密フローリング』があります。競合するでしょう。塗料によって商品の性能が担保されることも、不特定多数の用途に供するためには仕方がないことです。『杉の圧密フローリング』は原材料の杉の板を圧縮することにより強度を出しています。この商品は『杉の圧密フローリング』と比較して、原材料のボリュームが少ないゆえにコストも抑えられる。
コストメリットから採用されやすく、結果として原木消費量が増加すると期待します。
下の写真では、桧のフローリングとの色の対比が明らかです。(一番濃い茶色は着色してあります。)
フローリング製品としての課題は節の処理。しかしメーカー曰く「節が無い杉のフローリングは不自然であり、節を避けるなら大径木を使用することになりコストに跳ね返る。間伐材などの小径木の利用拡大を訴える点からも節埋め処理技術を開発すべきである。」と・・・。

フローリング

昨年、弊社・郡上やまと製材工場が『製材JAS』を新たに取得した時には県内の同業者の方たちには驚かれました。『製材JAS』を維持できなくて放棄する製材工場が多いのは、納材時に『製材JAS』の有無が問われないからです。『製材JAS』を受注要件としか認識していなかったのでしょう。
確かに『製材JAS』は、乱暴な言い方ですが『ISO』のようなものです。ISO認証取得が普及したのは、公共事業参加の要件となったからです。
しかし今後は木造促進法の影響で、『製材JAS』も公共工事だけでなく民間工事でも同様の価値が出てくるでしょう。

一定の基準を保たれた生産体制が構築されていることを担保するものとして『製材JAS』の価値があると考えます。そのために弊社は新たに取得したのです。


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Author:jdforest
本庄工業株式会社
代表取締役 中川稔之

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