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『高校野球』考

最近の高校野球で気になることがいくつか・・・。

状況判断力を鈍らせるのは、『丁寧な』コミュニケーションではないのか。
「言わなくとも分かるだろう。」を悪と決め付け、『公開と説明』第一の価値が状況判断力の向上を阻害しているのではと。
先日、母校野球部の試合を観戦した時のこと。
0-1で負けている試合序盤。一死一、二塁の場面で相手打者が放った真正面の投手ゴロを捕球するや、投手が三塁に送球した場面を目にして期待度が一気に萎えたのでした。
内野ゴロを打たせてダブルプレーで相手の攻撃を終わらせることが目的ですから、二塁走者の三塁への進塁は無視して、二塁へ送球し『1-6-3』のダブルプレーを企てるのが正しい。『1-5-3』は送球距離が長くなりダブルプレー成立の可能性が減るからです。(1は投手、3は一塁手、5は三塁手、6は遊撃手です。)
結果として、打者走者がセーフで二死一、三塁となっても、守備側として最善の対応をしたことで、相手の緊張感・警戒度は維持されます。
ところがオッかなビックリの三塁送球は足元を見られるというものです。
この程度の状況判断は、中学生までに済ませて欲しいと思うのですが、それができていないレベルにあるのですから過剰な期待はできないと思ったのです。

それから『従順な指示待ち』スタイル。
母校に限らず多くのチームで、打者が一球ごとに打席を外してベンチからの指示を確認します。
作戦の伝達以外に、狙いなどの戦術確認もあるのでしょうが、基本的に選手自身の力で打開しないことには始まらないのが野球です。
練習じゃあるまいし、試合本番で何の指示を期待しているのかが、私には分かりません。
既に練習で言われたことを思い出し、自分で考え、自分の力で何とかする以外に方法はないと思うのです。
そしてベンチも御丁寧に、選手にジェスチャーで何か伝えるのです。
『二死無走者でベンチの指示を期待するような奴は試合に使わない。』くらいの言葉で、自分で考え何とかすることの重要さを普段から教えておくべきでしょう。

そして、『感謝、感謝』の大安売り。
野球は自分のためにやるものであり、誰かのためのものではないはずです。
野球ができる環境に感謝という言葉を球児が頻繁に用いますが、実際にプレーしている選手の中に野球ができない環境を知るものなどいないでしょう。安易な社会性の教育によるものです。
あくまでも学校教育の中の部活動であるはずです。ですから本人の意思があれば部活動をできるようにするのが教育現場の務めです。
親の過剰な世話焼きや援助がないと成立しない部活動ならば止めた方が良い。
自らの意思で周囲の反対があろうと初志貫徹する力を身につけるのに、親掛かりの高校野球は役に立たないからです。
『感謝、感謝』の大安売りの背景には、学校教育から離れた『野球』部活動の実態があると思うのです。

ところで今夏予定されているスポーツの大会日程・スケジュールが、ロンドン五輪と重なることで例年とは異なる時期に移されることが多いのですが、なぜか高校野球は不変。
節電効果も考えれば、秋開催に変更するとか国体とまとめてしまっても良いのではないかと思います。
野球が五輪の公式競技ではないからだとの理由は通用しません。社会人都市対抗野球は日程を変更して現在開催しています。
『高校野球・甲子園大会』の権威を維持する以外に理由は見つかりません。

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