スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

沈まぬ太陽

JALの再上場について。

日本国民の血税を注ぎ込み、稲盛和夫による組織改変・経営体質改善の結果、過去最高益の2050億円を計上したといいます。
日本中の多くの経営者にとって、カリスマ的な存在である京セラの稲盛和夫が乗り込み
テレビでも放映された「パリへ一回飛行機飛ばして、いくら儲かるんや?」と役員会議の場で追求するなど、社員には収益意識を植え付け、不採算路線を減らし、1万5千人以上のリストラを敢行して、再上場に相応しい企業に生まれ変わったように見えます。
しかし、過去最高益を達成できたのも税金免除の倒産効果があったからです。
また、収益構造が大幅に変わったわけではないとも言われています。

前述の「パリへ・・・」の話にはオチがあります。会議の場で答えられる役員も担当者の存在せず、回答が出てきたのは六ヵ月後だったと・・・。

同時に攻めの姿勢として、カンタス航空と組んで格安航空会社のビジネスへの参入を狙っていることや、ボーイング787の購入を目論んでいることで、再上場による最大7千億円とも言われる資金調達が必要なのでしょう。
いずれにしても企業再生支援機構の期限が迫っていたことで、来年1月までの再上場は規定路線だったとも言われていますが。

ただ、忘れていけないことがあります。
①JALが倒産した時、株主は大きな損失を被ったこと。
②国民の血税を注ぎ込んだこと。
③将来の利益に対する課税免除措置を与えられたこと。
④今回の再上場で、主に日本国内の企業・個人から再び金を調達すること。

『鶴丸』のナショナルフラッグであったJAL。
JALのような大きな企業が倒産した場合、国家がそれを救済すべきかどうかについての議論は充分なされたとは思えません。
JALの企業年金がどうしたと言ったレベルの議論ばかりだったような気がします。

再上場後には株価を維持するために安定株主が必要となります。
巷間聞くところでは、京セラの名前が挙がっていますが、『稲盛和夫』の御旗の下には異を唱えるものがいないのでしょうか。
不公平な競争状態を日本政府が演出していることで、競争相手が少ない航空業界では競争力の無い企業であっても生き延びられるのでしょうか。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

jdforest

Author:jdforest
本庄工業株式会社
代表取締役 中川稔之

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
カテゴリ
最新記事
最新コメント
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。