スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

無償の愛と傲慢なエゴ

私が高校生の時のことです。一年生から二年生に上がる時に、野球部の顧問が交代しました。
高校入学後最初の監督は、数学の教員でありながら野球部の監督として、私が入学する前年には既に当時でも古豪と言われていた母校を二十年以上ぶりに甲子園に導いた実績がある人でした。
言葉を発しなくても厳しさが伝わる存在感があり、尊敬していました。
ただ、母校野球部の出身でないことを理由に監督を批判する声が、現役の生徒であった我々のところまで聞こえてきたのです。
『〇高出身じゃないから〇高野球を知らん・・・。』云々。
何の根拠もない理不尽な道理です。

ある日突然、OBである通信科の教員に監督が代わりました。
残念なことに、監督が代わって一番喜んでいたのは野球部OB会の人たち。
我々、生徒に向かって「〇高OBの監督・部長の体制に変わって、今まで以上に応援してやる。・・・」などと言う輩まで現れる始末。
少年の心は傷つきました。
『誰のための野球部か』と・・・。

現在、私が母校野球部を支援するのは、自分が汗を流した同じ場所で白球を追いかける後輩に自分の姿を投影してのものだと思います。
チームが勝ち進み好成績を納めてくれれば嬉しいですが、それを目的に支援するものではありません。
『勝って、甲子園』の結果だけを求めるのは、OBのエゴです。
時代を経て価値観は変わり、現役の高校生と我々の価値観が違うことは当然のこと。
自分自身もOB会の一員ですが、OB会は任意団体に過ぎないのです。

任意団体は学校教育の中の野球部を支援することはできても、関与することはできません。
一線を越えて関与するならば、それは性質の悪い圧力団体です。
昔はどうだったか知りませんが、社会の成熟と共に許されない行為があります。

公立高校において、学校教育としての高校野球は『全体の奉仕者』によってなされるのが正しい。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

jdforest

Author:jdforest
本庄工業株式会社
代表取締役 中川稔之

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
カテゴリ
最新記事
最新コメント
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。