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ノーベル平和賞

社民党の福島みづほ党首が、米国核実験の報を受け「オバマ大統領はノーベル平和賞を返上すべきだ。」と会見したそうですが、ノーベル平和賞ほど政治的に利用されたものはないのでは?ノーベル平和賞なんて、その程度のものでしょう。

今年のノーベル平和賞受賞が中国の民主活動家・劉暁波氏に決まったことを、日本のマスコミは我がことのように喜こび楽しそうに報道していますが、そんな単純な話ではないと思います。

昨年のオバマ大統領の例を考えれば明らかです。
ノーベル平和賞を与えることで、オバマはイランを攻撃することができなくなりました。これは欧州が核廃絶のメッセージを発したオバマを利用して、イスラエルを抑えることを意図したのだと考えます。
オバマの核廃絶がどれほど真実味があるかの議論は無意味です。核廃絶へのパフォーマンスは派手ですが、実態はオバマ以前と変わりません。核の装備は国家戦略上、現実には『お守り』なのですから・・・。

核兵器は国家間の争いで一方の国が使用した場合、最終的に双方が使用し破滅に至る『使わない』・『使えない』兵器です。チラつかせるカード・『お守り』なのです。
それを前提にしているから、核の削減とは実戦配備から核弾頭を取り除くことであり、備蓄量の削減ではありません。言葉の印象でなく、事実は何かを明らかにすると国際政治戦略とは何たるかが見えてきます。

核のない世界では、核以外の兵器が増産され軍需産業は賑わいます。同時に戦争が簡単に始められることにつながります。
核兵器の使用を正当化するものではありません。しかし核兵器が地球上に存在することは事実ですから、廃絶は無理ですし、国家元首による核廃絶のメッセージはパフォーマンスです。核兵器を使用させない・しない環境を整備するのが現実的国家の安全保障・軍事体制でしょう。あいまいな国・日本は他国の傘の下にいます。現在は米国の傘の下です。これも現実です。

ノーベル平和賞は、慈善活動、環境衛生面の向上に寄与した団体・個人に送られることもありましたが、国際政治上重要なテーマである『世界平和』については、カードとしての意味合いが強いように思います。
今回のノーベル平和賞は、中国がギリシャへ金融支援することで欧州諸国を取り込もうとする動きへの牽制の意味合いが強いと考えるのです。『民主化を果たしていない国を我々と同等だとは認めない。』という欧米社会からの政治的メッセージでしょう。「まだまだ」、「もっと」・・・。

それとも、ノーベール平和賞を機会に海外で活動することを条件に劉暁波氏を釈放し、中国政府が民主国家への道を歩む姿勢を見せて、欧米市民からの支持を取り付けアジアの盟主の地位を確固たるモノにしようとする裏シナリオが中国とノルウェーの間に存在していたら怖い話ですが、どうやらそれはなさそうです。


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