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材木屋冥利に尽きると

少し前のことです。

玄関の框を取り替える改修工事。
木材の難しいのは、規格寸法以外のモノが求められた時のことです。
丁度ソツがない無地で目の細かいヒノキの柾の丁モノがあったので、見積もりのグレード以上の材料を現場に出したのです。
『勿体無いかな~』と心の中では思いながらも、適寸の材料がなかったので・・・。
仕上がり120×150×4600の無地または上小節のオーダーにすぐすぐのジャストタイムで応えるのは至難の業です。

現場を担当したのは若い大工の0君でした。
工事の夜、いつもは現場の直行・直帰の彼が会社にふらっと現れたのです。

『今日はありがとうございました。』と。
最初、何のことか分からずにいたら
『素晴らしい材料を使わせてもらって・・・・。』
ヒノキの玄関框の事だと理解できました。
『丁度のモノがアレしかなかったし、【O君にも良い機会だと思って】・・・』と、私の口から・・・。
【】の中の言葉は彼の真剣な眼差しによって引き出されたものです。
決してウソではなく、良い材料を提供することは扱うモノによって技術が磨かれる機会を提供することだとも考えます。
今回は、はじめから意図していただけではないのですが・・・。

大工の感受性とは社会性や人情の機微よりも、木や建物に対するものだと思います。
同じ社内の大工がワザワザ事務所に出向いて出した材料について感謝の言葉を述べることなど経験したことがなかったので・・・。
とても嬉しく頼もしく思う機会を持ったのです。




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No title

いつもお世話になっております。

同感です。

お客様にも現場大工にも喜ばれ、その反応に社長も喜ばれ。

そんな材料を提供し続けていきたいと、改めて思いました。

ありがとうございます。

Re: No title

こちらこそお世話になっています。
また、今回はコメントありがとうございました。
私は、材料を選りすぐって出すことがキライです。良い木も悪い木も、みんな『木』であり使い切ることを心がけています。
悪いといわれるものも使い方でモノにできるように大工さんとコミュニケーションを取っています。
必要以上の仕様、オーバースペックを避けているので、今回のようなケースは少ないと思います。

中川


> いつもお世話になっております。
>
> 同感です。
>
> お客様にも現場大工にも喜ばれ、その反応に社長も喜ばれ。
>
> そんな材料を提供し続けていきたいと、改めて思いました。
>
> ありがとうございます。
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Author:jdforest
本庄工業株式会社
代表取締役 中川稔之

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