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公衆道徳

東京出張からは、土曜日の早朝の新幹線で帰ってきたのですが、かなり混んでいました。
東京・名古屋間の一時間半、目を閉じても眠ることができなかったのは、二人がけの通路側だったからではありません。
少人数のグループ旅行と思しきいくつかの集団が車両内に点在し、車中が賑やかだったせいでしょう。
ビジネスマンが多い車内だったら、静寂で眠ることも読書をすることもできたのですが・・・。
楽しいグループ旅行にハシャグ人たちだと理解すれば、諦めもつきますし苛立つこともありません。
『公衆道徳』の許容範囲内のことです。

東京は『公衆道徳』の街だと思います。
30年間、大学受験のために上京した際に、整然と列を成してバスを待つバス停の様子に驚いたことを覚えています。
最近でこそ、岐阜のような地方都市でもJR岐阜駅前のようにバスターミナルでは、列を作ってバスを待つ様子がありますが・・・。
当時から、東京では数人しか人がいない小さなバス停でも自然と隊列が生まれていました。

不特定多数の人が往来する場所でも暗黙のルール・マナーが存在することに驚いたものです。

大学時代を過ごした関西。
『公衆道徳』を破る文化が存在するように感じました。
「ルールやマナーを守って、何の得があるんや。ルールやマナーを守ることが自分に得になるのなら守るけど・・・。」的な合理的な(?)思想が存在する文化圏です。
そして、名古屋・岐阜の東海地方。
『公衆道徳』に無自覚な地域性が存在すると思います。
最近では、言葉で言えば方言が薄れ、行動様式も全国均一化し地域性は薄れる傾向にあるように、『公衆道徳』の意識も全国に浸透しているように思われます。

どちらかと言うと、私はルールやマナーを守らない人を注意する方です。
屋台に多くの人が並んでいるようなところに、我が物顔で割り込む輩に注意をして、一触即発の事態に発展したこともありますが、誰かが言わないとの気持ちから黙っていられない性質なのです。
『口』では負けないつもりですが、注意した後に言い返され次の言葉を失ったことがありました。

2年ほど前、新幹線の車内でのことです。
普通携帯電話に着信があれば、ヒソヒソと話すか車両の連結部分に出て行って話すのは良くある話。
通路を挟んだ座席の女性に着信があったようで、
突然「もしもし・・・」と。
「今、新幹線で東京へ向かっているの・・・」
すぐに終わるかと思いきや、会話は続きます。
周囲の乗客も怪訝そうに振り返ったりしているので、
意を決して私は「スミマセン。車内での携帯電話は遠慮してください。」と。
すると、私を睨むや「ちゃんと、マナーモードにしています!」と。
携帯電話に向かって「ウルサイ人がいるし後で掛けなおすわ」と・・・。

反則のカウンターパンチを喰らったような気分で座席のテーブルに書かれた注意書きに目をやると「携帯電話はマナーモードに」としか書かれていないのです。
「マナーモードにしろ」には会話を遠慮することの共通理解があるものだというのは勝手な解釈なのかもしれません。

『公衆道徳』とは明文化されることが少なく、共通の認識を持つのは難しいものです。
『公衆道徳』のイロハは、空気を読むことでしょう。
空気がルールブックなのですから他人に期待するほうが間違いなのだと思うに至りました。

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